ドラマ&映画 カテゴリ
ORICON NEWS

【18年1月期 コンフィデンス・ドラマ賞】井浦新、SNSでも話題呼んだ“中堂役”で「助演男優賞」受賞

 オリコンのグループ会社・oricon ME発行のエンタテインメントビジネス誌『コンフィデンス』が主催し、有識者と視聴者が共に支持する質の高いドラマを表彰する「コンフィデンスアワード・ドラマ賞」が、18年1月期(第11回)の結果を発表。「助演男優賞」は、金曜ドラマ『アンナチュラル』でアクの強い法医解剖医・中堂系役を好演した井浦新が受賞した。

悲しい過去を抱えるアクの強い法医解剖医・中堂系役を好演した井浦新 (C)TBS

悲しい過去を抱えるアクの強い法医解剖医・中堂系役を好演した井浦新 (C)TBS

写真ページを見る

【写真】その他の写真を見る


 井浦が演じた中堂は、主人公のミコト(石原さとみ)と同じ「不自然死究明研究所(UDIラボ)に務める法医解剖医。「クソ」を連発するなど、態度や言葉遣いが悪く、倫理観を無視した行動でミコトらUDIのメンバーともしばしば衝突するが、一方で情に厚い一面も持ち合わせた、愛すべきならず者。8年前に結婚を約束した恋人を突然殺された悲しい過去があり、日々UDIで働きながら恋人と同じく口の中に“赤い金魚”の印がある遺体を探し、密かに自ら犯人を見つけ出そうと企てている。

 井浦は、死因究明のスペシャリストとしてバリバリと活躍する反面、心にどうしようもない悲しみを抱えた中堂という男のギャップを、絶妙なバランスの演技で見事に体現。井浦の新境地とも言える、その魅力的なキャラクターは、ドラマの世界を抜け出し、TwitterなどのSNSでも大きな反響を呼んだ。なお、井浦の受賞コメントは以下の通り。

■助演男優賞:井浦新

 中堂系という役は、監督はじめスタッフ、共演者の方たちと一緒に作っていったので、嬉しさの前にまずは感謝を感じます。背負っているものもキャラクターとしてもかなり強烈な中堂を演じるにあたっては、野木さんの描かれる緻密な台本に自分の芝居がついていっているのかとか、その台本をさらに緻密に映像化しようとする演出の塚原(あゆ子)さんの求めに応じられているのかとか、不確かで不安なままでしたが、SNSで取り上げていただくなど視聴者のみなさまにも中堂系というキャラクターを楽しんでいただけたと聞いて、役というのは、スタッフや共演者はもちろん、視聴者の方々にも育ててもらえるものなのだということを本作で痛感しました。多くを学ばせてもらった役でした。

【第11回「コンフィデンスアワード・ドラマ賞」結果一覧】
作品賞:金曜ドラマ『アンナチュラル』(TBS系)
主演男優賞:志尊淳(ドラマ10『女子的生活』/NHK総合)
主演女優賞:石原さとみ(金曜ドラマ『アンナチュラル』/TBS系)
助演男優賞:井浦新(金曜ドラマ『アンナチュラル』/TBS系)
助演女優賞:田中裕子(『anone』/日本テレビ系)
脚本賞:野木亜紀子氏(金曜ドラマ『アンナチュラル』/TBS系)
新人賞:清水尋也(『anone』/日本テレビ系)

※「コンフィデンスアワード・ドラマ賞」とは、オリコンのグループ会社oriconMEが発行する、週刊エンタテインメントビジネス誌『コンフィデンス』が主催し、有識者と視聴者が共に支持する「質の高いドラマ」を表彰する賞。視聴者の評価は、『コンフィデンス』が毎週、約700名を対象に調査しているドラマ満足度調査「オリコンドラマバリュー」の累積平均データを使用。審査員の投票結果と合計したうえで、最終的には有識者20名による審査会で決定する。

関連写真

  • 悲しい過去を抱えるアクの強い法医解剖医・中堂系役を好演した井浦新 (C)TBS
  • 亡き恋人の前で微笑む中堂(C)TBS
  • 助演男優賞に輝いた井浦新 (撮影:ウチダアキヤ)
  • TBS系金曜ドラマ『アンナチュラル』より (C)TBS

提供元:CONFIDENCE

オリコントピックス

あなたにおすすめの記事

メニューを閉じる

 を検索