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飲みのシメからテイクアウトまで、男もハマる新“パフェ”文化

 パンケーキ、ポップコーン、かき氷…特に入れ替わりの早いスイーツブーム。そんな中、一定の人気を保ち続けているのが「パフェ」だろう。フルーツやアイスクリームで飾り付けたその鮮やかで豪勢な見た目は、トレンドの「インスタ映え」にも最適な被写体といえる。

 最近では業態も多様化。『スシロー』『かっぱ寿司』など、大手回転寿司チェーン店が本格的なパフェメニューに力を入れるほか、先日27日には、原宿駅の券売機横に類をみない“テイクアウト専門”のパフェ店『THE PARFAIT STAND(ザ パフェスタンド)』が誕生した。歩きながら食べることを想定して、一番上のトッピングはソフトクリームではなく「メレンゲ」、そして中身はこぼれにくいジュレやゼリーが入っているのが特徴だ。

■“テイクアウト専門パフェ”で敷居の高いイメージを払拭

 運営するBAKEグループの担当者によると、出店にあたり「パフェをもっとカジュアルに楽しんでほしい」という思いを込めたそうだ。

 たしかに、パフェはレストランや純喫茶店など、長居して休憩する場所で食べるイメージが強い。また、価格も1000円を超すメニューが大半で、学生など若年層にとっては「普段使い」しにくい。今回『THE PARFAIT STAND』にラインナップしている2種類のメニューは、「パフェ チョコブラウン」700円(税抜)、「パフェ イチゴホワイト」900円(税抜)と、ともに価格を抑えた。

 また、注文を受けてから目の前でパフェを作る「ライブ感」もあるため、多くの人が行き交う中で、「パフェをもっとカジュアルに」の効果的な印象づけができる。線路の下で火器が使えない制約の中で誕生した、このスタンド型パフェ専門店がどこまで話題を呼ぶのか注目だ。

■飲みの後に「シメパフェ」渋谷に専門店が上陸

 食事や飲みの締めにパフェを楽しむ「シメパフェ」という文化もある。発祥は札幌で、新鮮な牛乳からできたソフトクリームや、地元の旬の食材などを使ったパフェは飲んだ後の口直しに適しているのだという。
 
 札幌でのシメパフェ文化の盛り上がりを受けて、昨年東京・渋谷にも“夜パフェ専門店”と名を変えて『Parfaiteria beL(パフェテリア ベル)』が上陸。店長の河口さんいわく、オープン一ヶ月程度で行列が出来たことに、シメパフェひいてはパフェの人気を実感しているという。

 「お客様は2〜30代女性の方がメインなのですが、40代のサラリーマンの方が一人で来られることもありますし、22時以降は飲み帰りの男性グループも見かけます。深夜に食べるという事情もふまえ、当店では甘さと酸味のバランスを意識した商品を提供しています。また、飽きずに食べていただく工夫として、メレンゲやグリッシーニなど、ひとつのパフェの中にいろいろな食感を入れているため、男性の方は『俺の知っているパフェじゃない!』と驚かれていますね」

 そもそも、パフェを食べた時の満足感は他のスイーツを凌ぐ。だがこれまでは、手軽に買えるアイスクリームなどと違い、「食べたいときに食べられない」事情があった。こうした業態の多様化により、時間やシチュエーションを選ばないスイーツへと進化すれば、その時パフェは「スイーツの王様」に位置づけられるだろう。



関連写真

  • 食べ歩くことを想定して作られた『THE PARFAIT STAND(ザ パフェスタンド)』のパフェ
  • 豪華な『Parfaiteria beL』の「シメパフェ」

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