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松坂桃李、番宣効果に疑問? 大人向け映画と『コナン』の共通点も告白

 俳優の松坂桃李が15日、都内で行われた映画『娼年』女性限定上映会後の舞台あいさつに登壇。濡れ場シーン満載の同作が上映された後のイベントとあって、報道陣以外は女性のみで囲まれた会場を前に「いやーアウェイ感がスゴくて、たまげますね。前にいらっしゃるマスコミの男性の方々がいてくれるのが、唯一の支えです」と照れ笑いを浮かべた。

映画『娼年』女性限定上映会後の舞台あいさつに登壇した松坂桃李 (C)ORICON NewS inc.

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 石田衣良氏の小説を原作にした同映画では、無気力な生活を送る大学生・リョウ(松坂)が、会員制ボーイズクラブのオーナーの女性と出会い、彼女の勧めで男娼の仕事を始めていくなかで成長してくさまを描く。

 2月に公開された映画『不能犯』では、番宣によってバラエティー番組など露出が多くなったといい「1月は芝居1割、バラエティー9割だった。おかげで芸人さんともコミュニケーションが取れるようになったので、全くマイナスじゃなかった」と笑顔で打ち明けていたが、今作では限定的な出演にととどまった。それでも、公開から1週間あまり経過した今でも、全席完売の劇場が出るなど好調をキープしている。

 こうした現状を受け、松坂は「今回は(笑福亭)鶴瓶さんの番組と黒柳徹子さんの部屋に出させてもらっただけだったんですけど、ヒットしているという情報を聞きまして…番宣って何なんだろうと思いました」とポツリ。「だから、この作品は見ていただいた方たちの支えで広がっているんだなと感じています」と前向きに捉えて、観客に感謝の思いを伝えた。

 松坂は「この映画は大人向けの作品なんですけど『名探偵コナン』と一緒に見てくださっている方が多いようで、いろんな癒やしの形があるなと思いました」と意外な事実を告白。「こっちは、見た目も頭脳も大人の男なんですけど(『コナン』と同じく)いろんな事件に巻き込まれていますので」と茶目っ気たっぷりにアピールしていた。

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  • 映画『娼年』女性限定上映会後の舞台あいさつに登壇した松坂桃李 (C)ORICON NewS inc.
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