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ギャガ、世界市場を狙うアニメ製作スタート

 映画配給会社・ギャガの『2018-2019ラインナップ発表会』が4月4日に都内で開催され、最新映像などとともに全31作品(実写邦画4作、実写洋画23作、アニメ映画1作、テレビアニメ3作)が発表された。なお、実写邦画は現時点で未発表の作品もある。

 今年もギャガらしい作家性の強い作品が揃ったラインナップだったが、なかでも特徴的なのが、邦画ではフジテレビが製作幹事となり是枝裕和監督が犯罪でしかつながれなかった家族の絆を描く『万引き家族』、瀬々敬久監督が連続児童殺傷事件の犯人への疑いをかける友人同士を描く『友罪』など。

 洋画では、米アマゾンスタジオ製作作品を日本でのファーストウインドウとなるディストリビューター契約(劇場での先行公開)により配給する、英国史上最悪と言われる歴史的事件「ピータールーの虐殺」を描いた『ピータールー』(原題)など。ギャガといえば、昨年の『ラ・ラ・ランド』などこれまでにも多くの良作の買い付けで定評があるが、今年も上述の作品のほかにも作家性とエンタテインメント性を兼ね備えた洋画の力作が目立っていた。

 また、16年からスタートしたアニメ分野の充実ぶりもうかがえた。18年前半は、TVアニメで1月からNHK Eテレ『うちのウッチョパス』、4月からテレビ東京系『若おかみは小学生!』(劇場化も決定)、TOKYO MXほか『鹿楓堂よつろい日和』と3作が放送。さらに、新規事業として、世界市場に向けたアニメ作品の製作に取り組んでいることが発表された。こちらの第1弾は19年以降になるようだ。

 同社代表取締役会長 CEOの依田巽氏は「メディア環境の変化のなかで、我々が次の時代にどう生き残っていくか。本来の洋画輸入配給ビジネスに加えて、海外進出を視野に入れたアニメ製作を進めています」と先を見据える。



関連写真

  • ギャガ『2018-2019ラインナップ発表会』で解禁となった劇場版『若おかみは小学生!』(C)令丈ヒロ子・亜沙美・講談社/若おかみは小学生!製作委員会
  • 米アマゾンスタジオ製作の『ピータールー』(原題)(C)Simon Mein/Amazon Studios
  • 『万引き家族』(C)2018『万引き家族』 製作委員会

提供元:CONFIDENCE

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