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「スタジオポノック」新プロジェクトは“短編劇場” 米林宏昌氏・百瀬義行氏・山下明彦氏が参加

 アニメーション制作会社スタジオポノックが、新プロジェクト「ポノック短編劇場」として3作の短編アニメーションを同時上映する『ちいさな英雄―カニとタマゴと透明人間―』を8月24日に公開することを発表した。“ちいさな英雄”をテーマに、『借りぐらしのアリエッティ』『思い出のマーニー』『メアリと魔女の花』の米林宏昌氏、高畑勲監督の右腕として活躍した百瀬義行氏、宮崎駿監督作品の中心を担った山下明彦氏がそれぞれ監督を務める。

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 同日、東宝本社で行われた会見に出席したスタジオポノック代表取締役で同作のプロデューサーを務める西村義明氏は、今後2年に1作を目処に長編、その合間に短編の公開を目指すと説明。以前、自身が在籍していたスタジオジブリの宮崎駿監督、高畑勲監督がアニメーションの新たな可能性を切り開いてきたことを話してから、「僕らは彼らの作った土台の上であぐらをかいてアニメーション映画を作っていくのかと。自分たちが自分たちに期待し、自信をもって子どもたちに作品を見てもらうために、次のステップを作っていかなければいけない。僕たちがアニメーションの豊かさを再発見するために。短編アニメーションならそれができるかもしれない」と、約30分かけて今回の新プロジェクトへかける熱い思いを語った。

 西村氏は「僕らが短編映画作ろうってときに一番影響を与えてくれたのは高畑勲監督。ジブリの初期の頃、宮崎さんと一緒にアニメーションの豊かさを追求してきたことは、僕らに勇気をくれる」と尊敬を込め、短編アニメーション『毛虫のボロ』を発表した宮崎監督についても「宮崎さんの『アニメーションはもっと豊かなもの。作り手のくだらない意見を表明するだけの道具にしてはいけないんだ』という言葉にも影響を受けた」と語った。

 『ちいさな英雄―カニとタマゴと透明人間―』の内容は、カニの兄弟の冒険を描く「カニーニとカニーノ」(米林監督/15分/7月下旬完成予定)、母と少年の愛と感動の人間ドラマ「サムライエッグ」(百瀬監督/15分/7月完成予定)、見えない男の孤独な闘いをスペクタルアクションで魅せる「透明人間」(山下監督/14分/4月完成予定)、そして「ポノック短編劇場 オープニング&クロージング」(5分/7月完成予定)。声優としてオダギリジョー尾野真千子田中泯、音楽を中田ヤスタカ氏、村松崇継氏が務める。

 東宝株式会社常務取締役の市川南氏は「公開スクリーン数は100以上。拡大とはいえないけれど中規模以上の規模を予定している」と説明。料金は通常より安くなるよう検討中だといい、「監督それぞれ3者3様の作品になっていて、大いに期待をふくらませている」と話した。

YouTube公式チャンネル「ORICON NEWS」



関連写真

  • 『ちいさな英雄―カニとタマゴと透明人間―』(C)2018 STUDIO PONOC
  • 短編アニメーション映画の祭典「ポノック短編劇場」(C)2018 STUDIO PONOC
  • 『ちいさな英雄―カニとタマゴと透明人間―』ロゴ(C)2018 STUDIO PONOC
  • 『ちいさな英雄―カニとタマゴと透明人間―』(C)2018 STUDIO PONOC
  • 『ちいさな英雄―カニとタマゴと透明人間―』(C)2018 STUDIO PONOC
  • 「サムライエッグ」百瀬義行監督
  • 「カニーニとカニーノ」米林宏昌監督
  • 「透明人間」山下明彦監督
  • プロデューサーを務める西村義明氏
  • 『ちいさな英雄―カニとタマゴと透明人間―』声優を務めるオダギリジョー
  • 『ちいさな英雄―カニとタマゴと透明人間―』声優を務める尾野真千子 撮影:西村康
  • 『ちいさな英雄―カニとタマゴと透明人間―』声優を務める田中泯
  • 『ちいさな英雄―カニとタマゴと透明人間―』音楽を担当する中田ヤスタカ氏
  • 『ちいさな英雄―カニとタマゴと透明人間―』音楽を担当する村松崇継氏

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