女優の葵わかな（19）と俳優の佐野勇斗（19）が、講談社「別冊フレンド」で連載された、南波あつこ氏による人気コミックが原作の映画『青夏 Ao-Natsu』（8月1日公開）でW主演を務めることが7日、わかった。

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　同作は、夏休みの間、田舎で過ごすことになった都会育ちのイマドキ女子高生・理緒（葵）と、そこで出会った地元のクール系イケメン男子高生・吟蔵（佐野）との“夏限定の恋”を描いた青春ラブストーリーとなる。

　そのほかキャストには、吟蔵の幼なじみで理緒の恋のライバル・万里香役に古畑星夏（21）、理緒に恋する東京の男子高生・祐真役に岐洲匠（20）、理緒と同級生の東京の女子高生・あや役に久間田琳加（17）、吟蔵の同級生・ナミオ役に水石亜飛夢（22）、同じく吟蔵の同級生・さつき役に秋田汐梨（14）、祐真と同級生で東京の男子高生・タカヤ役に志村玲於（19）など、モデル、戦隊ヒーローなど、あらゆるジャンルで活躍中の若手俳優が一挙に集結する。

　NHKで放送中の連続テレビ小説『わろてんか』（月〜土　前8：00）後の初主演作となる葵は「今回のお話をいただいて、少女漫画の女の子を演じさせて頂く事に素直に驚きました。自分の中にこういった役のイメージがなかったので、どうなるんだろう？とドキドキしたのを覚えています」。

　「佐野さんとは3年ぶりくらいの共演ですが、原作の吟蔵と佐野さんがそっくり！と思っているので、ご一緒するのがたのしみです。原作を読ませていただいて、みんなが一生懸命なお話だと感じました。周りの人からみたら小さな事でも、全力で悩んで全力で走っている、そんな理緒や吟蔵がもどかしいけどかわいらしいと思って頂けるように、演じていきたいです。今までで一番、『楽しい』をえらぶ夏にしたい！」と力を込める。

　佐野は「葵さんとは2度目の共演となるのですが、当時からすごく仲良くさせて頂いているのでとても心強いです。撮影は自然豊かなところで行われるということで、おいしい空気をたくさん吸って、吟蔵として青夏の世界に入り込めるように挑んでいきたいと思います」と意気込み「観てくださる皆さんを、今までで1番『キュン』とさせる夏にしてみせます！」とメッセージしている。