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南海キャンディーズ、結成15年で初単独ライブ 漫才&コントで見せたコンビの将来

 お笑いコンビの南海キャンディーズが初の単独ライブ『他力本願』を、東京グローブ座で16日と17日にわたって行った。結成15年にして初となる単独ライブで、新作を含めた漫才とラブレターズの塚本直毅が手がけたコントまで、盛りだくさんの内容で会場を沸かせた。

結成15年で初単独ライブ『他力本願』を行った南海キャンディーズ (C)ORICON NewS inc.

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 山里亮太がパーソナリティーを務めるTBSラジオ『山里亮太の不毛な議論』(毎週水曜 深夜1時)内の人気イベント『他力本願ライブ』。リスナーが考えたネタを芸人が披露するというスタイルで、これまで数々の芸人をゲストに迎えて行われてきたが、今年は南キャンのみで実施することとなった。ラジオでもおなじみの“5代目子供師匠”から、観覧にあたっての注意事項がアナウンスされると、会場からは大きな歓声。準備が整ったところで、いよいよ主役の2人が登場した。

 「どーもー南海キャンディーズです」とあいさつすると、一躍ブレイクへと押し上げることとなった『M-1グランプリ2004』のネタを披露。しずちゃんの「他力本願ライブはじまるよ」とのコメントで漫才が終わると、オープニング映像が映し出されて、ライブがスタート。本編前に「南海キャンディーズ 第1章」をしっかり漫才で見せてから、リスナーの力を借りてコンビとしての第2章を披露する演出で盛大に幕を開けた。

 序盤の3本は「カレーよりハヤシ」「注文」「月ムーン」のリスナー3人による漫才。思わせぶりな女性や、同世代の芸人たちによるバラエティー番組『ミレニアムズ』(フジテレビ)終了したことへの思いなど、山里の魂の叫びが反映されたものから、干支を題材にしたトリッキーなもの、しずちゃんが即興で“ノリツッコミ”に挑戦するものまで、コンビの特徴を生かしながらも、2人の新たな一面がかいま見えるネタで、会場の爆笑をさらった。

 その後に行われた塚本作のコントは、山里が女性に対する偏見を古舘伊知郎の『トーキングブルース』さながらのテンポ感でまくし立てるシーンや、ちょっとしたアクシデントに対するしずちゃんのアドリブなど、ネタの完成度の高さと2人のパワーによる相乗効果で笑いの連続。最後は、コンビとしての新作漫才を2本披露。ライブの内容をおさらいしながら「南海キャンディーズのこれから」をファンに届けた。

 すべてのネタを終え、再びファンの前に立った2人は深々と一礼。しずちゃんが「こんなにしゃべったのは初めてやった。こんなに毎日けいこやったことなかった」と振り返ると、山里が「めちゃくちゃ不安でした。『M-1グランプリ2004』のネタからスタートして、お客さんのおかげで最後まで立つことができました。これからも頑張っていきたいと思います」と力強く締めくくった。

 今回のライブの模様をまとめたDVD『南海キャンディーズ初単独ライブ 他力本願』が、4月11日に発売されることが決定。4月14日の山里の誕生日には、DVD購入者を対象としたトークイベントが東京・タワーレコード渋谷店で行われる。

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  • 南海キャンディーズ初単独ライブ『他力本願』の模様 (C)ORICON NewS inc.
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