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【第60回ブルーリボン賞】大竹しのぶ&松山ケンイチ、自由な司会に受賞者がタジタジ

 在京スポーツ7紙による東京映画記者会が選ぶ『第60回ブルーリボン賞』の授賞式が8日、東京・イイノホールで行われ、昨年度の主演受賞者・大竹しのぶ松山ケンイチが司会を務めた。

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 松山は「こういう舞台で司会をするのは初めて。お通夜みたいな雰囲気にならないよう楽しくやっていきたい」と意気込み。大竹は「ずっと格式のある賞だと思っていて、去年は気合を入れて着物で臨んだけど、司会の大泉洋さんがしゃべりっぱなしで、それしか記憶に残ってない」と笑わせ、松山も「(大泉は)ずーっとぺらぺらしゃべっていましたよね。結構押したみたいなので、今年は時間通り終わらせたい」と宣言してから始まった。

 60回を記念して、吉永小百合からのビデオメッセージが紹介された後、大竹は松山に受賞者の発表を促したが、吉永小百合の主演映画『北の桜守』(3月10日公開)の紹介を飛ばしてしまったことに気づき、「くるくるくると時間を戻して」と懇願し、爆笑を誘った。

 その後も、助演女優賞の斉藤由貴に「去年はいろいろ大変なこともあったけれど…」と話しかけて慌てさせた大竹。「堂々といいお仕事をしてもらいたい」とエールを送り、「大竹さんときょう会えてうれしい」と感謝されると、「あ、私もいろいろあったから…」と自虐してさらに笑いを起こした。

 大竹に負けず、松山も自身のことを「わい」と呼んで青森弁を混ぜるなど、自由な司会ぶり。助演男優賞のユースケ・サンタマリアには、突然「どうやって司会やればいいんですか?」と質問をぶつけ、「(受賞作の)『泥棒役者』でのユースケさんの役みたいに、空気読めない質問してみましたが、どうですか?」とにんまり。

 2人の独特な空気感にタジタジになりつつも、ユースケは「ものすごくやりにくい司会。でも面白いですよ、役者さんの中でも変わり者2人がやっている」と楽しみ、「司会の方が『お通夜』とか言っちゃだめだよ」とダメ出しも。「2人がふわっとさせてくれるから、緊張がばかばかしくなった」とリラックスして臨んでいた。

 松山は「時間通りに」と宣言していたが、最後に主演女優賞の新垣結衣があいさつしたあと、「(時間が)巻いちゃっているんですよね」と告白。ユースケを壇上に呼び寄せるなど時間稼ぎをした後、大竹の提案で再度受賞者たち全員がコメントをする事態になった。

 授賞式を大きく盛り上げ、松山は「思い返してみると後悔の念が押し寄せてきそうなので、振り返ることはやめます。自分なりに最高の司会でした」と満足げ。大竹は「大丈夫かな? 本当に申し訳ございません」と謝罪して役目を終えた。

 在京スポーツ7紙による東京映画記者会が選ぶ同賞は、前年の主演男優賞と主演女優賞の2人が司会を務める慣例があり、来年は阿部サダヲと新垣結衣が務める。

『第60回ブルーリボン賞』受賞者、作品は以下の通り。

■作品賞:『あゝ、荒野』(岸善幸監督)
■監督賞:白石和彌監督/『彼女がその名を知らない鳥たち』
■主演男優賞:阿部サダヲ/『彼女がその名を知らない鳥たち』
■主演女優賞:新垣結衣/『ミックス。』
■助演男優賞:ユースケ・サンタマリア/『あゝ、荒野』『泥棒役者』
■助演女優賞:斉藤由貴/『三度目の殺人』
■新人賞:石橋静河/『映画 夜空はいつでも最高密度の青色だ』
■外国作品賞:『ドリーム』

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関連写真

  • (前列左から)ユースケ・サンタマリア、新垣結衣、阿部サダヲ、斉藤由貴、石橋静河、(後列左から)大竹しのぶ、岸善幸監督、白石和彌監督、外国作品賞受賞者代理、松山ケンイチ (C)ORICON NewS inc.
  • 新垣結衣 (C)ORICON NewS inc.
  • 斉藤由貴 (C)ORICON NewS inc.
  • ユースケ・サンタマリア=『第60回ブルーリボン賞』受賞式 (C)ORICON NewS inc.
  • 阿部サダヲ=『第60回ブルーリボン賞』受賞式 (C)ORICON NewS inc.
  • 岸善幸監督=『第60回ブルーリボン賞』受賞式 (C)ORICON NewS inc.
  • 石橋静河=『第60回ブルーリボン賞』受賞式 (C)ORICON NewS inc.
  • 白石和彌監督=『第60回ブルーリボン賞』受賞式 (C)ORICON NewS inc.

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