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法廷ミステリー『60 誤判対策室』WOWOWで連ドラ化 主演は舘ひろし

 ニューウェーブ警察ミステリー小説「エウレカの確率」 シリーズ(講談社)などで注目を集めた石川智健氏の、えん罪を調査する「誤判対策室」を舞台にした法廷ミステリーがWOWOWでドラマ化される。『連続ドラマW 60 誤判対策室』(全5話)が5月に放送予定。連続ドラマW作品初主演となる舘ひろし古川雄輝星野真里らが出演。『海炭市叙景』『私の男』『武曲 MUKOKU』などの映画監督・熊切和嘉氏が、WOWOWの連続ドラマを初監督する。

 定年を控えるベテラン刑事・有馬英治(舘)、若手弁護士・世良章一(古川)、女性検察官・春名美鈴(星野)の3人が所属する、死刑囚を再調査し、えん罪の可能性を探る組織「誤判対策室」。有馬は、かつて担当した事件で無実の者をえん罪に陥れた過去があった。有馬はその事件への贖(しょく)罪の気持ちとえん罪事件の可能性を疑い「誤判対策室」である事件を調査していくと、一人の死刑囚にたどり着く。そして多くの謎に突き当たりながらも次第に隠されていた真実が次々と浮かび上がってくる。しかし、その死刑執行は刻一刻と迫っていた。

 原作者の石川氏は「刑事・検事・弁護士それぞれが持つ正義や矛盾。裁判という限定的な世界で判断せざるを得ない真実と偽りの曖昧さを描きました。作中に描かれた番狂わせが映像になったらどうなるのか、今から楽しみでなりません」とコメントを寄せている。

 2006年に放送された『イヴの贈り物』以来12年ぶり、かつ連続ドラマWでは初主演の舘は「有馬を演じることについては、熊切監督からの熱い要望もあったのですが、ヨレた感じの初老の男を演じていこうと思っています。外見的な役作りとしては無精ひげを生やしているのも特徴的です。捜査だけにひたむきに取り組むまっすぐな有馬の、ハードボイルドな年老いた男の生き様をうまく表現できたらと思っております」と、あまり目にしたことがない舘の無精ひげにも注目だ。

 古川が演じる弁護士の世良は、有馬の言動に疑いを持ちながらも、有馬の熱意に押されながら再調査に協力していく。星野が演じる検察官の春名はいち早く検察庁に戻るため、上司の検事からの指示で行動していたが、次第に有馬と世良、そしてえん罪事件と向き合っていく。

 脚本は映画『武曲 MUKOKU』で熊切監督とタッグを組んだ高田亮氏が担当。死刑執行が迫るタイムリミットサスペンスの中に、登場人物たちの濃密な人間ドラマを織り交ぜていく。熊切監督は「シドニー・ルメット監督の刑事物や法廷ものが好きで、いつかそういう渋い方向に挑戦したいと思っていたので、今回の作品はその両方の要素があることにとても興奮しました。厚みのあるミステリーをしっかりと、説得力を持って物語りたいです。とにかく僕は中学生の頃に『あぶデカ』を夢中になって観ていましたから、その方と一緒に作品作りができていることに感慨を覚えつつ、『5時間の映画』と思って存分にこだわって撮っています」と話している。



関連写真

  • 熊切和嘉氏WOWOWドラマ初監督作品『連続ドラマW 60 誤判対策室』(5月放送)主演の舘ひろし(中央)、古川雄輝(右)、星野真里(左)が出演(C)WOWOW
  • 舘ひろしの無精ひげ(C)WOWOW

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