俳優の阿部寛(53)が27日、都内で行われた主演映画『祈りの幕が下りる時』の初日舞台あいさつに出席した。2010年4月に連続ドラマとしてスタートし、阿部が凄腕の刑事・加賀恭一郎を演じてきた『新参者』シリーズも今回で完結。サプライズで、8年間共演してきた溝端淳平(28)から感謝の言葉が送られ、阿部は「まさかこういう展開が待っていると思わかなかった」と目を潤ませた。
東野圭吾氏の原作小説を実写化した『新参者』シリーズは、これまで2本のスペシャルドラマ『赤い指』『眠りの森』、映画『麒麟の翼 〜劇場版・新参者〜』(11年)が制作された。今作では、加賀の母が失踪した理由や父との不和、加賀自身の過去が明かされる。
溝端は、自身が二十歳の頃から役者の先輩として気遣い、導いてくれた阿部に感謝を伝え「誰よりも自分に厳しい阿部さんの熱を感じながら共に歩んできた8年間は、一生の宝物です。側で阿部さんを感じられなくなるのはとっても寂しいですが、これからも指針としてずっと背中を追いかけていきたい。またご一緒するときは、胸を貸してください」と涙しながら熱い思いを伝えたあと、2人は握手と抱擁を交わし、女優の田中麗奈(37)はもらい泣きしていた。
松嶋菜々子(44)、田中、主題歌「東京」を歌うJUJUから花束を受け取った阿部は「これで引退します」と冗談めかしたあと、「溝端くんが面と向かって言ってくれて、こいつウソついていうなって思ったけれど、目に涙を浮かべていて、本当に感謝してくれるんだなと思いました」と照れ笑い。「この8年は彼と一緒にいましたし、楽しい時間を費やしていただいた。今回の作品で最初20分を力強く引っ張ってくれたことに感謝していて、頼もしいなと思います」と称えた。
自身にとっても思い入れの強い作品だけに、完結には「寂しい思いがある」「本当に寂しい」と何度も正直な思いを吐露した阿部。「最後にふさわしい作品になった。あとは(原作者の)東野さんが(シリーズの新作を)書くかどうか…」と今後に期待し、今回初作品した松嶋も「東野先生に続編を書いてほしい」と話していた。
東野圭吾氏の原作小説を実写化した『新参者』シリーズは、これまで2本のスペシャルドラマ『赤い指』『眠りの森』、映画『麒麟の翼 〜劇場版・新参者〜』(11年)が制作された。今作では、加賀の母が失踪した理由や父との不和、加賀自身の過去が明かされる。
溝端は、自身が二十歳の頃から役者の先輩として気遣い、導いてくれた阿部に感謝を伝え「誰よりも自分に厳しい阿部さんの熱を感じながら共に歩んできた8年間は、一生の宝物です。側で阿部さんを感じられなくなるのはとっても寂しいですが、これからも指針としてずっと背中を追いかけていきたい。またご一緒するときは、胸を貸してください」と涙しながら熱い思いを伝えたあと、2人は握手と抱擁を交わし、女優の田中麗奈(37)はもらい泣きしていた。
松嶋菜々子(44)、田中、主題歌「東京」を歌うJUJUから花束を受け取った阿部は「これで引退します」と冗談めかしたあと、「溝端くんが面と向かって言ってくれて、こいつウソついていうなって思ったけれど、目に涙を浮かべていて、本当に感謝してくれるんだなと思いました」と照れ笑い。「この8年は彼と一緒にいましたし、楽しい時間を費やしていただいた。今回の作品で最初20分を力強く引っ張ってくれたことに感謝していて、頼もしいなと思います」と称えた。
自身にとっても思い入れの強い作品だけに、完結には「寂しい思いがある」「本当に寂しい」と何度も正直な思いを吐露した阿部。「最後にふさわしい作品になった。あとは(原作者の)東野さんが(シリーズの新作を)書くかどうか…」と今後に期待し、今回初作品した松嶋も「東野先生に続編を書いてほしい」と話していた。
コメントする・見る
2018/01/27