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『第6回 TBS連ドラ・シナリオ大賞』決定 ドラマ界の“金の卵”そろう

 『陸王』や『99.9-刑事専門弁護士- SEASONII』など連続ドラマが好調のTBSが選出する『第6回 TBS連ドラ・シナリオ大賞』の大賞・佳作含む各賞が決定。25日、東京・赤坂の同局にて授賞式が行われ、次世代のドラマを担う金の卵たちが集まった。大賞は小田 康平さん(22)の『空の青より、もっと青く』、佳作は木下幸太郎さん(32)の『懲戒捜査員 遠山圭吾』、齋藤萌さん(34)の『こころは七色』だった。

第6回TBS連ドラシナリオ大賞の受賞者(前列左から)木下幸太郎さん(佳作)、小田康平さん(大賞)、齋藤萌さん(佳作)、(後列左から)、十二竜也ドラマ制作部長、園田憲取締役、渡辺正一制作局長らが登壇 (C)ORICON NewS inc.

第6回TBS連ドラシナリオ大賞の受賞者(前列左から)木下幸太郎さん(佳作)、小田康平さん(大賞)、齋藤萌さん(佳作)、(後列左から)、十二竜也ドラマ制作部長、園田憲取締役、渡辺正一制作局長らが登壇 (C)ORICON NewS inc.

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 同大賞は現役ドラマプロデューサー陣が審査員を務め、過去5回の受賞者や勉強会参加者から続々とプロの脚本家が誕生。今回は、昨年2月から募集を行い、941編の応募があった。2年ぶりの開催とあって力作ぞろいだったと話すのは、審査員代表でドラマ制作部長の十二竜也氏。

 「個性の際立ったキャラクターが活躍する作品と、いわゆる等身大の主人公が『自分』と『状況』の狭間で葛藤する様を軸とした作品にはっきり分かれたように感じます。また、『LGBT』や『老い』などかつては重いテーマとして扱われることが多かった要素も、ごく当たり前に、誤解を恐れずに言えば『カジュアル』に登場し、作者の皆さんのより現代的な感覚を垣間見ることができたようにも思います」と時代を反映した作品を総評した。

 このほか8作品の入選作も発表され、「今回の受賞作はいずれも独創的なテーマ選びや印象的なせりふが傑出しており、脚本家としてのポテンシャル・将来性を大いに感じさせていただける作品でした」と今後に期待。受賞者はTBS現役プロデューサーとの勉強会に参加する予定となっており「そこでさらに実力を伸ばしていただいて、新たなドラマをぜひ一緒に作っていけたらと思っています」とコメントしている。

■入選作品は以下の通り。

石川浩子 『隣の島の芝生』
大坪哲郎 『ぬくもりクラブ』
緒方苑 『缶詰の底に昇る月』
川島祐介 『俺をクズにしてくれ!』
佐々木俊介 『ギフトボックス』
新野ミリ 『音無しファンファーレ』
花村桂 『Lady justice の黙示録』
森永直人 『ダメでもともと』

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