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北大路欣也、伊東四朗の別れを語るせりふで涙「気持ちがこみ上げた」

 俳優の北大路欣也が20日、都内で時代劇専門チャンネルの新作オリジナル時代劇『三屋清左衛門残日録 三十年ぶりの再会』の完成披露試写会の舞台あいさつに参加。共演する伊東四朗のせりふで涙を流した理由を明かした。

オリジナル時代劇『三屋清左衛門残日録 三十年ぶりの再会』の完成披露試写会の舞台あいさつに参加した北大路欣也(左)と伊東四朗

オリジナル時代劇『三屋清左衛門残日録 三十年ぶりの再会』の完成披露試写会の舞台あいさつに参加した北大路欣也(左)と伊東四朗

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 北大路は三屋というキャラクターについて「憧れです。10年前にもお話をいただいたが、その時期にはお役を引き受ける自信がなかった。現在、74歳ですが、この年になって、この人物に出会えたことでスムーズに参加できたのだと思います」と振り返った。

 メイキング映像では北大路がクランクアップ時に涙を流すシーンもあった。司会から水を向けられると「伊東さんのせりふで『年をとると出会いより、別れが多くなる』というのがあった。あのせりふが僕に強烈に染みるせりふだった」としみじみ。

 「東映京都撮影所でデビューをさせていただいて62年になります。そして、この作品は東映京都撮影所で多くのスタッフに支えていただいた。そこには出会いがあり、別れがあった。やっとクランクアップにたどり着いた。そんな、皆さんへの『ありがとう』という気持ちがこみ上げたんだと思います」とじっくり言葉を選びながら振り返っていた。

 伊東も「役者仲間もそうですし、そうでない同年輩がどんどん欠けていく。なんとも寂しい限り」とぽつり。そんな経緯もあり、普段は高校などの同窓会には積極的に参加しているという。「今だにクラスの(同級生の)名前を言えます。アオキ、アサノ、伊東、ウンノ…。男は全部で22人。全員、言えます」とにやり。会場には笑い声が響いた。

 同作は藤沢周平の傑作長編小説のドラマ化シリーズ第3作。東北の小藩のお家騒動を物語の下敷きとした第1作と、その結末を描いた第2作『完結篇』を繋ぐ物語となっている。舞台あいさつには戸田菜穂麻生祐未、山下智彦監督も参加した。

関連写真

  • オリジナル時代劇『三屋清左衛門残日録 三十年ぶりの再会』の完成披露試写会の舞台あいさつに参加した北大路欣也(左)と伊東四朗
  • 時代劇『三屋清左衛門残日録 三十年ぶりの再会』の完成披露試写会の舞台あいさつに参加した北大路欣也
  • オリジナル時代劇『三屋清左衛門残日録 三十年ぶりの再会』の完成披露試写会の舞台あいさつ(左から)山下智彦監督、麻生祐未、北大路欣也、伊東四朗、戸田菜穂
  • 時代劇『三屋清左衛門残日録 三十年ぶりの再会』の完成披露試写会の舞台あいさつに参加した戸田菜穂
  • 時代劇『三屋清左衛門残日録 三十年ぶりの再会』の完成披露試写会の舞台あいさつに参加した伊東四朗
  • 時代劇『三屋清左衛門残日録 三十年ぶりの再会』の完成披露試写会の舞台あいさつに参加した麻生祐未

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