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長澤まさみ、約11年ぶり月9主演 “信用詐欺師”役でコスプレも披露

 女優の長澤まさみが、来年4月から放送されるフジテレビ系“月9”ドラマ『コンフィデンスマンJP』(毎週月曜 後9:00)に主演することがわかった。『プロポーズ大作戦』(2007)以来、約11年ぶりに同枠に主演する長澤が演じるのは、信用詐欺師(コンフィデンスマン)。すでに撮影を始まっており「私自身も、今が女優として重要な時期にさしかかっていると感じていますので、“今を頑張らなくして、この先はない”という覚悟で挑みます。過去より、未来より、今を頑張りたいです」と、並々ならぬ意気込みで臨んでいる。

月9ドラマ『コンフィデンスマンJP』に出演する(左から)東出昌大、長澤まさみ、小日向文世 (C)フジテレビ

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 同ドラマの脚本を手がけるのは、映画『ALWAYS 三丁目の夕日』『ミックス』やドラマ『リーガルハイ』シリーズを代表作に持つ古沢良太氏で、連続ドラマは『デート〜恋とはどんなものかしら〜』以来、約3年ぶり。物語の中心となるのは、長澤、月9初出演となる東出昌大、そして小日向文世による信用詐欺師チーム。彼らがさまざまな業界の華やかな世界を舞台に、壮大で奇想天外な計画で、欲望にまみれた人間たちから大金をだましとろうとする姿を描くエンターテインメントコメディーとなる。

 長澤が演じるのは、どこか天然で“ハニートラップ”の才能はないものの、ありとあらゆる業界のさまざまな職業人に扮し、ターゲットの懐に入り込むことを得意とする主人公でリーダーのダー子。劇中では、キャビンアテンダント、秘書、海外の大物女優など、“七変化”以上にさまざまな職業人になりすますことに。変幻自在なコスプレも見どころとなりそうだ。

 長澤は「例えば、方言をしゃべる女性であったり、オタクっぽい雰囲気の女性だったり、今までキャラクター的に特徴のある役を演じてみたいと思っていたので、その願いが一気にかなってしまいそうです(笑)。そういう意味でも、このドラマの脚本には夢がいっぱい詰まっていて、私にとってもエンターテインメント作品だなと思います」と期待に胸を踊らせる。

 そんなダー子の相棒となるのが、真面目で小心者の若きコンフィデンスマン・ボクちゃん(東出昌大)と、百戦錬磨のベテランコンフィデンスマン・リチャード(小日向文世)。月9初出演となる東出と名バイプレーヤーの小日向。そんな力強い“仲間”を得た長澤は「私自身、肝が据わっているように見えて、据わっていないタイプで、そんな自分の性格を考えると、(“月9”主演という)こんな大役は、とてもじゃないですが一人では乗り切れないので、新しい風を感じる、今をときめく東出さん、役者には輝く瞬間が幾度となく訪れるということを確信させてくれる存在の小日向さんのお二人と一緒に頑張りたいです」と絶大な信頼を寄せている。

 古沢氏は「毎回、さまざまな業界を舞台にお金持ちを華やかに壮大にだます、連ドラのスケールを超えた一話完結モノで、作るの大変です。面白くなることは間違いないと思いますが、目下の心配は、スタッフ・キャストが倒れないかということと、四六時中人をだますことばかり考えている自分の今後の人生への悪影響です」コメントを寄せた。

 東出は古沢氏の脚本について「この台本でお芝居ができるのが、本当にうれしかったのと、俳優になってよかったなと思えるような台本に出合えたことに感謝しています」と喜び、同学年の長澤との共演にも「若いころからずっと第一線で活躍されている方で、共演させていただくのは本当に光栄」と気合十分。

 小日向も「衣装合わせの際に、リチャードは私服でも常に蝶(ちょう)ネクタイをしているというお話が出て、最初にイメージしたのは柔らかいジェントルマンで、藤村俊二さんを思い出しました」と役作りをイメージしている。

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  • 月9ドラマ『コンフィデンスマンJP』に出演する長澤まさみ (C)フジテレビ
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