年間を通じてショートフィルムを専門に上映する日本初の映画館として2008年2月にオープンした「ブリリア ショートショートシアター」が2日、閉館を迎えた。最終営業日にあたるこの日、同館の代表を務める俳優・別所哲也と映画コメンテーター・LiLiCoがトークショーを行い、約10年にわたる歴史を振り返った。
米国アカデミー賞公認アジア最大級の国際短編映画祭『ショートショートフィルムフェスティバル&アジア』(SSFF&ASIA)と連動し、映画祭の期間以外にもショートフィルムを見られる場所を作りたいとの思いから2008年2月14日に開館。以降約10年間、のべ来場者数は約26万人。241プログラム、3000作品を超えるショートフィルムを上映してきた。
定期建物賃貸借契約により賃借している物件で、2018年2月をもって契約期間満了を迎えることから、きょう2日に閉館することが決定。別所は「始めた頃は『10年って長いな』と思っていたのですが、本当にあっという間でした。地域の人に愛されるシアターになったなと感じていますが、これで次のステージに行くかと思うと、ちょっとセンチメンタルな気持ちになりますね」とかみしめるように話した。
トークショーの合間には、2010年公開の『ハッピーマーケット』(イタリア)、15年公開の『思いやり』(コロンビア)、15年公開で第89回(2017)米アカデミー賞 短編実写部門を受賞した『合唱』(ハンガリー)の3作を上映。『合唱』は、SSFF&ASIA2016のグランプリに輝いた作品でもあることから、LiLiCoは「アカデミー賞を『合唱』が取った時、自分のことのように本当にうれしかったです」と身を乗り出して熱弁をふるった。
来年2月14日からは新たに「ブリリアショートショートシアターオンライン」を開設し、パソコンやスマートフォンからショートフィルムを楽しめる環境を提供する。別所は「次のバレンタインデーから、新たな形でライフスタイルの中でのショートフィルムの楽しみ方を探していきたいと思っています。イベントなども決まれば、また皆さんに報告します」と前向きに締めくくっていた。
米国アカデミー賞公認アジア最大級の国際短編映画祭『ショートショートフィルムフェスティバル&アジア』(SSFF&ASIA)と連動し、映画祭の期間以外にもショートフィルムを見られる場所を作りたいとの思いから2008年2月14日に開館。以降約10年間、のべ来場者数は約26万人。241プログラム、3000作品を超えるショートフィルムを上映してきた。
定期建物賃貸借契約により賃借している物件で、2018年2月をもって契約期間満了を迎えることから、きょう2日に閉館することが決定。別所は「始めた頃は『10年って長いな』と思っていたのですが、本当にあっという間でした。地域の人に愛されるシアターになったなと感じていますが、これで次のステージに行くかと思うと、ちょっとセンチメンタルな気持ちになりますね」とかみしめるように話した。
トークショーの合間には、2010年公開の『ハッピーマーケット』(イタリア)、15年公開の『思いやり』(コロンビア)、15年公開で第89回(2017)米アカデミー賞 短編実写部門を受賞した『合唱』(ハンガリー)の3作を上映。『合唱』は、SSFF&ASIA2016のグランプリに輝いた作品でもあることから、LiLiCoは「アカデミー賞を『合唱』が取った時、自分のことのように本当にうれしかったです」と身を乗り出して熱弁をふるった。
来年2月14日からは新たに「ブリリアショートショートシアターオンライン」を開設し、パソコンやスマートフォンからショートフィルムを楽しめる環境を提供する。別所は「次のバレンタインデーから、新たな形でライフスタイルの中でのショートフィルムの楽しみ方を探していきたいと思っています。イベントなども決まれば、また皆さんに報告します」と前向きに締めくくっていた。
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2017/12/02