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『僕だけがいない街』フランスで“歴史を変えるSF漫画”として評価

 三部けい氏の漫画『僕だけがいない街』(KADOKAWA/角川コミックス・エース)が、フランスのSF専門出版社「ActuSF」が選ぶ「歴史改変SF大賞」(The Prix de l'Uchronie)で、「グラフィック賞」に選出された。日本の漫画としては今回が初受賞となる。

AC Mediaが刊行するフランス版『僕だけがいない街』1巻書影。著者:三部けい(KADOKAWA/角川コミックス・エース)

AC Mediaが刊行するフランス版『僕だけがいない街』1巻書影。著者:三部けい(KADOKAWA/角川コミックス・エース)

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 ActuSF社は2003年創業で、11年に「歴史改変SF大賞」を創設。“もしあの時◯◯だったら…”がテーマとなる作品を対象に、毎年「文芸」「グラフィック」「特別賞」の3部門で贈賞している。日本の作品では、トム・クルーズ主演で実写映画化(2014年公開)された、桜坂洋氏の小説『ALL YOU NEED IS KILL』が、14年に特別賞に選出されたことがある。

 『僕だけがいない街』は、時が巻き戻る【リバイバル】という現象により、母親を殺害した犯人を突き止めるため、18年前までさかのぼって事件の謎に迫るサスペンス。Netflixオリジナルドラマとして実写化され、12月15日より世界190ヶ国以上での配信が決定している。2016年にテレビアニメ化&実写映画化されているが、原作完結後に映像化されるのはNetflix版が初。

 主演は、すでにアジアで高い知名度を誇る古川雄輝。ほかに、優希美青白洲迅内川蓮生、柿原りんか、矢野聖人江口のりこ眞島秀和戸次重幸黒谷友香らが共演。エンディングテーマには5人組ロックバンド「彼女 IN THE DISPLAY」による「アカネ」。「かけがえのない日々が 無限にあるように感じて」「繰り返した遠回りも」と物語にぴたりとはまる歌詞が、Netflix版が目指した、“原作の世界観の完璧な再現”に確かな彩りを添えている。

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  • Netflixオリジナルドラマ『僕だけがいない街』(12月15日、配信開始)キービジュアル

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