名探偵ポアロ&容疑者たちが豪華集結 『オリエント急行殺人事件』ロンドン・プレミア
拡大写真『オリエント急行殺人事件』ロンドン・ワールド・プレミアの模様 (C)2017Twentieth Century Fox Film Corporation
拡大写真ジョニー・デップ (C)2017Twentieth Century Fox Film Corporation
拡大写真セント・パンクラス駅にイギリス初上陸となったオリエント急行の実際の車両と男性キャストたち(C)2017Twentieth Century Fox Film Corporation
会場となったのは、イギリスのヴィクトリア女王の夫・アルバート公に捧げられた演劇の殿堂であるロイヤル・アルバート・ホール。世界中から集まった150人以上の報道陣と、作品を待ちわびる1500人以上のファンが集まった。
“サー”の称号を持ち、5度のアカデミー賞にノミネートされたブラナーが先陣を切って登場。続いて、乗客を演じたファイファー、デンチ、ペネロペ・クルス、デイジー・リドリー、ウィレム・デフォー、デレク・ジャコビ、被害者となる傲慢なアメリカ人富豪を演じたデップが姿を現すと、観客から大きな歓声が上がった。
ブラナーは、日本のファンへ向けて「皆さんが殺人ミステリー、特にアガサ・クリスティーが大好きで、中でもエルキュール・ポワロ、オリエント急行殺人事件がお気に入りなのだと知っています。一同、この新作を大変誇りに思っています。日本のみなさんに楽しんでもらえますように!」とメッセージ。
作品の美しさに感銘を受けたというデップは、メガホンをとったブラナーを「ケネスによって本作は実に見事に構成され、すべての小さなパズルのピースが合わさっていくのを目の当たりにした。ケネスは真の天才だ。彼が望むものなら何でも一緒に撮りたいね」と絶賛した。
また、この日はパリからやってきた実際のオリエント急行が初めてロンドンのセント・パンクラス駅に到着。華やかな旅のアイコンであるオリエント急行がプレミアを祝して駆けつけるという、ファンにはうれしい演出となった。