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“ばかうけ”の次は“柿の種”? 『ブレードランナー 2049』ドゥニ監督の“告白動画”公開

 SF映画の金字塔『ブレードランナー』(1982年)の続編『ブレードランナー 2049』の特別映像が2日、解禁された。ドゥニ・ヴィルヌーヴ監督が、同作に登場する装置が日本のお菓子「柿の種」に影響を受けていると告白している。

柿の種とばかうけを持って微笑むドゥニ・ヴィルヌーヴ監督

柿の種とばかうけを持って微笑むドゥニ・ヴィルヌーヴ監督

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 ドゥニ監督が手がけた『メッセージ』が公開された際には、巨大飛行体がネット上で注目され、日本のネット上では「ばかうけに見えてしかたない」、「巨大な柿の種でてくる映画」と“ばかうけvs柿の種”論争が巻き起こるほど話題に。その盛り上がりを知ったドゥニ監督本人が「宇宙船のデザインは“ばかうけ”に影響を受けた」と冗談を言う動画も公開され、ノリと人柄の良さも注目を集めた。

 今回公開された特別映像では、ドゥニ監督が「『メッセージ』に登場した宇宙船が“ばかうけ”に似ていると話題になりましたが…」と前置きしてから、「本作に新たに登場する装置はなんと“柿の種”です!」と、日本のファンを喜ばせるジョークを再び披露。その後、柿の種に似た装置の登場シーンが映される。

 その場面は、K(ライアン・ゴズリング)とデッカード(ハリソン・フォード)という新旧ブレードランナーを追い詰める最強レプリカント美女のラヴ(シルヴィア・フークス)と、“レプリカントの創造主”ウォレス(ジャレッド・レト)が誕生したてのレプリカントを見守るシーン。突如として、柿の種によく似た形をした、小さな楕円形の謎の飛行体が登場する。

 先日、約半年ぶりの来日を果たしたドゥニ監督は、イベントにて「日本の文化の影響は前作でも顕著でしたが、本作でもできるだけそれを受け継いで、全編に日本の影響を受けています」と意味深なコメントをしていた。そんな発言から、ネット上では「ブレードランナーにはばかうけ出るのかな」という期待がささやかれ、公開されるやいなや「黒い柿の種が出てきた」「“ばかうけ" のちっさいの飛んでたよ」と、一部の観客がにわかに盛り上がっていたが、そんな日本の声に再び応えるように、映像ではドゥニ監督が“ばかうけ”、“柿の種”と一生懸命に日本語で発音し、「皆さまに発表できるのをとてもうれしく思います」と日本思いの良い人すぎる姿を見せている。

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