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『ドクターX』第2話は19.6% 岸部一徳のベーシストいじりに沸く

 女優の米倉涼子が主演するテレビ朝日系ドラマ『ドクターX〜外科医・大門未知子〜』(毎週木曜 後9:00)の第2回が19日、15分拡大で放送され、番組平均視聴率が19.6%だったことがわかった。初回の20.9%に続いて、高視聴率を獲得(視聴率はビデオリサーチ調べ、関東地区)。第2話は、エンディングで麻雀をしながら「ベーシストって潰しきかなそう」と、大門未知子(米倉)や城之内博美(内田有紀)が話題にしているのを、神原晶(岸部一徳)がなんとも言えない苦々しい表情で聞いている姿を話題にするファンでSNSが沸いた。

『ドクターX〜外科医・大門未知子〜』第2話も19.6%の高視聴率(C)テレビ朝日

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 ゆとり世代の若手外科医・伊東亮治(野村周平)がバンドをやっていて、ベーシストであるという話から、「潰しきかなそう」発言に至ったのだが、これは岸部自身がベーシストで、1960年代のGS(グループサウンズ)の人気バンド、ザ・タイガースでもベーシストとして活躍していたことにつながっている。

 第2話は、時事ネタ満載だった初回から一転。「ゆとりですが、何か?」と、宮藤官九郎脚本のドラマのタイトルを引用しながら、組織のことなど我関せず、院長回診をすっぽかし、空いた時間にスマホでゲーム(『ぷよぷよ!!クエスト』がチラリと登場)、サンドイッチに醤油をかけまくるなど、我が道を貫くゆとり世代の若手医師たちをフィーチャーしながら、その中の一人、伊東(野村)の母・不二子(中田喜子)が極めて稀な進行胆のうがん肉腫を患っていた…、という展開。

 大学病院側は、母を助ける息子という美談とともに、20代で難しい手術を成功させたスターに祭り上げようと、伊東を執刀医に。結局、未知子が命を救ういつもの展開だったのだが、その先が違った。蛭間院長(西田敏行)が開いた記者会見。かつて、棚ぼたで未知子が成功させた手術の“執刀医”となったこともある海老名敬(遠藤憲一)の隣で、伊東は「大門先生が母を救った」と正直に打ち明け、「医者を目指すなら、誰だって大門未知子先生の領域を目指すべきです」「『私、失敗しないので』。医者であるなら、それを言いたい。いや、言えるべきです」 と、堂々主張したのだ。

 未知子にも名言が多かった。過保護がすぎる伊東の母に対しては「(息子を)信頼していない」とバッサリ。伊東に対しても「意地を張るのと、覚悟を決めるのは別だ」と諭し、手術中もギリギリまで伊東を“指導”する姿に対する共感と称賛とあこがれの言葉がネット上で飛び交っていた。

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