有村架純、釜山国際映画祭に初参加 アジアスター賞を受賞
拡大写真『第22回釜山国際映画祭』に参加した(左から)行定勲監督、有村架純 (C)2017「ナラタージュ」製作委員会
拡大写真『蝶の眠り』で共演する中山美穂、キム・ジェウク (C)2017 SIGLO, KING RECORDS, ZOA FILMS
同作は、「Gala Presentation」部門に正式出品され、有村とメガホンをとった行定勲監督が同映画祭に参加。有村はアジアで活躍するスターを表彰する「Marie Claire Asia Star Awards」の「Asia Star Award」も受賞し、「私らしく作品を愛し、役を愛し、これからも頑張っていきたいと思います」と喜んだ。同賞は、過去に渡辺謙、イ・ビョンホンなどが受賞している。
セレモニーの翌日は公式上映に先立って記者会見を行い、100人を超える海外メディアの質疑応答に応じ、作品や目線の演技に込めた思いなどを語った。公式上映後、2人が舞台あいさつに登壇すると、600人の観客から拍手が送られ、熱烈な歓迎を受けた。まず、韓国語であいさつをした有村は「この作品が海外の方にどのように届くか、上映前からすごく感じていたことだったんですけど、観終わった後になんか分からなかったな? とか思われた方でも、それで良いと思います。今はそう思うかもしれないけど、何年かたってまたこの映画を観たときに、今度はどのように感じるかを楽しみながら、この先も愛され続ける作品になったらうれしいなと思います」と語った。
同映画祭の開幕式には、日本から『彼女がその名を知らない鳥たち』の蒼井優、阿部サダヲ、白石和彌監督、『リングサイド・ストーリー』の佐藤江梨子、瑛太、武正晴監督、『蝶の眠り』(2018年5月公開)に主演する中山美穂、ドキュメンタリー映画『オトトキ』(11月11日公開)に出演するロックバンド・THE YELLOW MONKEYらも登場。『メアリと魔女の花』で声優の務めた杉咲花は、今後のアジアでの活躍が期待される俳優に送られる「フェイス・オブ・アジア賞」を受賞した。