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山田涼介が挑戦した“一歩引く演技” 初共演・西田敏行も絶賛

 人気グループ・Hey! Say! JUMP山田涼介が主演し、東野圭吾氏の小説を映画化した『ナミヤ雑貨店の奇蹟』(廣木隆一監督 9月23日公開)。主人公を演じた山田は、これまでにない“一歩引く演技”に挑んだことを明かし、「この映画の世界にどこまで溶け込めるかということを自分のテーマにしていました」と語っている。

『ナミヤ雑貨店の奇蹟』は9月23日公開(C)2017「ナミヤ雑貨店の奇蹟」製作委員会

『ナミヤ雑貨店の奇蹟』は9月23日公開(C)2017「ナミヤ雑貨店の奇蹟」製作委員会

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 同作は、どんな悩み相談にも真剣に答えてくれる店主のいる「ナミヤ雑貨店」をめぐる感動的なファンタジー物語。山田のほか、ナミヤ雑貨店の店主役で西田敏行が出演し、尾野真千子村上虹郎寛一郎成海璃子門脇麦林遣都萩原聖人らが脇を固める。

 山田演じる敦也は、幼なじみの翔太、幸平のリーダー格。ある日、夜を明かすために、今は廃屋となっているナミヤ雑貨店へ忍び込み、自分たちの人生をも一変させるくらい不思議な体験をすることになる。

 敦也を演じるにあたって、「僕は職業柄、自分を出すことには慣れていますが、今回はあえて“引く演技”をいつも心がけていました。主張し過ぎずにいかに自然にいられるか、この映画の世界にどこまで溶け込めるかということを自分のテーマにしていました」と語り、新境地開拓に挑んだ。

 これまで、映画では『クラスホッパー』で驚異的な身体能力と華麗なナイフさばきをみせる孤独な暗殺者・蝉を、『暗殺教室』シリーズではどこか中性的な容姿をもちつつも、教室のメンバーの中でも高い戦闘能力を誇る潮田渚を演じてきた。例のない難しい役柄を見事に演じきり高い評価を得たが、どちらもある意味特殊能力者で、常人ではない役柄。しかし、今回の“敦也”は、ごく普通の若者。「“普通の人”を演じるのは、映画では初めてでしたが、この作品で役者という枠に一歩足を踏み入れられたのかなと感じています」と、手ごたえをにじませた。

 そんな山田の演技について、初共演した西田は「ラストシーンの山田くんの顔が大好きです。あのシーンでは思わず泣いてしまいましたね」と感涙。「山田くんはすごく力量があるし、すばらしい役者だなと思います」と、太鼓判を押している。

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