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嵐・大野智、札幌を“お忍び観光” ご当地グルメを堪能「幸せ」

 人気グループ・大野智が17日、北海道・札幌のシネマフロンティアで行われた主演映画『忍びの国』の舞台あいさつに出席。登壇前には、事前に「夏の北海道で美味しいものを食べたいです」と話していた大野の願いをかなえるべく、中村義洋監督と共に札幌の美味しいものや名所を巡る“お忍び観光”を実施した。

札幌で行われた映画『忍びの国』の舞台あいさつに出席した中村義洋監督

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 北海道に降り立った大野と中村監督が最初に訪れたのは、札幌市内の行列のできる人気ラーメン店。濃厚な味噌ラーメンのスープの匂いに「たまらん!」という表情の大野は、一口目、スープを口に入れると思わず「あー、幸せ」と声を漏らした。中村監督は、食後に「大野くんはずっと『美味しい…』って何度も呟きながら食べているので、ラーメンに感動して泣いているのかと思ったよ(笑)」と話していた。

 続いて訪れたのは、ジンギスカンの名店。塩味とタレ味でラム肉をたっぷり味わった大野は「いくらでも食べられる!」と感激し、ラーメンを一杯食べた後にもかかわらず、どんどん肉に箸が進んでいた。食事中には、1年前の暑い夏の撮影現場を振り返り、「涼しい所で撮影したくて、北海道で撮影をする案も出ていた」と明かす中村監督。大野も「北海道で撮影してみたかったですね。そしたら今頃、ジンギスカンを懐かしがって食べていたかもしれません」とコメント。食事後には「なまら美味しかった!」と、満足げな笑みを浮かべた。

 最後に羊ヶ丘公園へ向かい、「少年よ 大志を抱け」の言葉で有名な北海道開拓の父・ウィリアム・スミス・クラークの前で、大野はクラーク博士の右手を挙げるポーズをまねて記念撮影。同所では、メロンの上にソフトクリームが乗っている北海道ならではのデザートも味わった。

 その後行われた舞台あいさつでは、大野が「多くの方に見ていただけてうれしいです!」と喜びと感謝の気持ちを表し、「嵐のメンバーの櫻井(翔)くんも見てくれたみたいなんですよ。嵐での仕事で会った瞬間、いきなり『面白かったよ〜!』と言われて、『え? 何のこっちゃ?…あ、映画の話か!』ってなりましたけどね(笑)」と語った。

 普段コンサートツアーで札幌を訪れることはあっても、なかなか観光はできなかったという大野は、「美味しいものをたくさん食べることができたし、いろいろな場所を巡ることができて、本当に楽しかった。非常に満喫しました。お忍び観光大成功です!」と喜び、最後には「この映画はたくさん見ていただいて、札幌を盛り上げていただければ、また来られるんじゃないですかね。その時は塩ラーメン、スープカレー、イクラ、今回食べられなかった北海道名物も食べたいですね!」と声を弾ませた。

 大野と中村監督が6年ぶりにタッグを組んだ同作は、最強・織田軍と伊賀・忍び軍との合戦をダイナミックに描く作品。今月1日、全国333スクリーンで公開初日を迎え、16日までの公開16日間で動員117万人、興行収入14億円を突破した。

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