6月21日深夜1時。少し眠たそうに目をこすりながら、ニッポン放送にやってきたのは、今をときめくアイドルグループ・乃木坂46の選抜メンバーにして、OLという肩書きを持つ新内眞衣(25)。2016年4月にスタートしたラジオ番組『乃木坂46新内眞衣のオールナイトニッポン0(ZERO)』(ニッポン放送 毎週水曜 深3:00〜4:30)の打ち合わせのため、ほどなくしてスタジオに入るとパッと表情が華やいだ。
■本番直前までニコニコ 番組冒頭は「やさぐれ感満載で…」
まずは、番組スタッフや放送作家と談笑。和やかな雰囲気の中、そのままフリートークの内容を考えていく。17日放送の『オードリーのオールナイトニッポン(ANN)』で、ゲスト出演した“走る男”森脇健児が、新内の番組リスナーであると公言。その音源を全員で聞き直すと、森脇の熱弁にスタジオが笑いで揺れた。「ここまで聞いていていただけるなんて、お恥ずかしい…私が1回だけ録音で番組をやったことまで知っているなんて、相当なヘビーリスナーですね」。オープニングトークの中身が決まった。
時にはシリアスに資料を読み込み、たまに体をほぐすように椅子から立ち上がって、乃木坂46の新曲の振り付けを確認するように軽くダンスをする。本番に向けて雰囲気を高めていきながら、気付けば本番30分前。放送直前になっても、新内はニコニコしていた。「いつもこんな感じです(笑)。身近に感じてもらえるような番組を作りたいなと思っているので、ストイックに準備してっていう感じではなくて、やることはちゃんとやりながらリラックス感も出せたらと思っています。2年目の変化ですか? フリートークで話せそうだなっていう出来事は、すぐにスマホにメモするようになりました」。
新内の番組の前には『AKB48のANN』が、深夜1時から2時間の生放送。“先輩”とのリレーも2年目になったが…「まだ、慣れませんね。これまでAKBさんと関わりがなかったので、番組としての縦のつながりができたことで、いろんな曲を知るきっかけにもなったし、こじまこ(小嶋真子)ちゃんは、放送が終わった後に私の番組に顔を出してくれるくらい仲良くなりました。2年目は、もうひとりくらいフラっと遊びに来てくれるような関係を作りたいのですが、AKBさんは大先輩なので恐れ多くて…乃木坂メンバーは緊張しないから、いつでも待っているんですけど、この時間はキツいかな(笑)」。
番組開始1分前まで笑顔を絶やさない新内だったが、10秒前になると“パーソナリティー”の顔に切り替わった。冒頭のあいさつは定番の“自虐”から。「AKBさんの流れでたまたまラジオを切り損ねちゃったあなたも、最初のパートまでは、そのまま聞いてくれたらうれしいです。3時からは自称・乃木坂46の端くれの私が、ひとりでひっそりこっそり、やさぐれ感満載でお送りして2年目に入りました」。
■スタジオ飛び出し“天気予報” トークの自己採点は辛口「60点です!」
オープニングトークは、森脇の名曲「真夏のFANTASY」をBGMに、リスナーからの投稿を紹介しながらヘビーリスナーの森脇に感謝。その後のコーナーへと続く流れをスタジオブースの外から眺めていたが、ソフトな口調とスムーズなテンポ感が非常に心地よい。ベテランパーソナリティーのような安定感のある語り口ながら、話す内容は“イマドキ女子”の日常というギャップも面白い。放送開始から1時間20分が経過し、各コーナーも終わると、残すはニッポン放送9階のベランダから天気予報を伝える「マイタウン天気予報」のみとなった。
CMの合間の時間で、スタジオのある4階から9階へエレベーターで移動。到着すると、明け方の空に向かって大きく伸びをしながら深呼吸。直前まで原稿とにらめっこしながら、各地の天気情報を頭に叩き込んでいく。無事に各地の天気予報を読み終えると「きょうも一日、お仕事に勉強に頑張っていきましょう。この時間はニッポン放送の関連会社でOLとしても働く、乃木坂46の新内眞衣でした」と1時間半の本番を締めくくった。
足早に4階のスタジオへと戻ると、時刻は4時33分。本放送を動画付きで配信していたLINE LIVEのおまけコーナー「アフタートーク」の生配信に臨む。本番以上にゆるやかな雰囲気で進行していくため「アーティスティック」を「アコースティック」と言い間違えるのは、ご愛嬌。この日の放送では、イラストに挑戦した新内だったが、いつもどおり画伯っぷりを発揮させて、スタッフ全員からイジり倒される展開に。納得のいかない表情を見せながらも、約18分間にわたってアフタートークを行い、午前4時51分に番組を終えた。
約2時間しゃべり続けた新内に、この日の自己採点をしてもらった。「うーん、いつも通りにできたので60点です。これからの伸びしろも含めて、この点数にしました。えっ、画力の点数の間違いじゃないかって? いやいや、そっちの方は確実に上達していますから!」。やっと一息つけるかと思いきや、スタッフとの反省会を終えると「ありがとうございました!」と明るい声でスタジオをさっそうと飛び出した。
「このまま次のお仕事です。移動時間とか、合間を見つつゆっくり寝ようと思います。最近はありがたいことに乃木坂としてのお仕事が忙しいので、OLとしてあまり働けていなくて…上司の方からは『アイドルとして出社できなくなるくらいになったらいいね』とも言っていただいていたのですが、実際に出社できない時期が長くなってきて、次に会社に行く時どんな顔をしたらいいんだろう…」。不安な思いを語る口ぶりとは裏腹に、4時間の密着を通して見えた新内の顔は、充実感に満ちていた。
■本番直前までニコニコ 番組冒頭は「やさぐれ感満載で…」
まずは、番組スタッフや放送作家と談笑。和やかな雰囲気の中、そのままフリートークの内容を考えていく。17日放送の『オードリーのオールナイトニッポン(ANN)』で、ゲスト出演した“走る男”森脇健児が、新内の番組リスナーであると公言。その音源を全員で聞き直すと、森脇の熱弁にスタジオが笑いで揺れた。「ここまで聞いていていただけるなんて、お恥ずかしい…私が1回だけ録音で番組をやったことまで知っているなんて、相当なヘビーリスナーですね」。オープニングトークの中身が決まった。
時にはシリアスに資料を読み込み、たまに体をほぐすように椅子から立ち上がって、乃木坂46の新曲の振り付けを確認するように軽くダンスをする。本番に向けて雰囲気を高めていきながら、気付けば本番30分前。放送直前になっても、新内はニコニコしていた。「いつもこんな感じです(笑)。身近に感じてもらえるような番組を作りたいなと思っているので、ストイックに準備してっていう感じではなくて、やることはちゃんとやりながらリラックス感も出せたらと思っています。2年目の変化ですか? フリートークで話せそうだなっていう出来事は、すぐにスマホにメモするようになりました」。
新内の番組の前には『AKB48のANN』が、深夜1時から2時間の生放送。“先輩”とのリレーも2年目になったが…「まだ、慣れませんね。これまでAKBさんと関わりがなかったので、番組としての縦のつながりができたことで、いろんな曲を知るきっかけにもなったし、こじまこ(小嶋真子)ちゃんは、放送が終わった後に私の番組に顔を出してくれるくらい仲良くなりました。2年目は、もうひとりくらいフラっと遊びに来てくれるような関係を作りたいのですが、AKBさんは大先輩なので恐れ多くて…乃木坂メンバーは緊張しないから、いつでも待っているんですけど、この時間はキツいかな(笑)」。
番組開始1分前まで笑顔を絶やさない新内だったが、10秒前になると“パーソナリティー”の顔に切り替わった。冒頭のあいさつは定番の“自虐”から。「AKBさんの流れでたまたまラジオを切り損ねちゃったあなたも、最初のパートまでは、そのまま聞いてくれたらうれしいです。3時からは自称・乃木坂46の端くれの私が、ひとりでひっそりこっそり、やさぐれ感満載でお送りして2年目に入りました」。
■スタジオ飛び出し“天気予報” トークの自己採点は辛口「60点です!」
オープニングトークは、森脇の名曲「真夏のFANTASY」をBGMに、リスナーからの投稿を紹介しながらヘビーリスナーの森脇に感謝。その後のコーナーへと続く流れをスタジオブースの外から眺めていたが、ソフトな口調とスムーズなテンポ感が非常に心地よい。ベテランパーソナリティーのような安定感のある語り口ながら、話す内容は“イマドキ女子”の日常というギャップも面白い。放送開始から1時間20分が経過し、各コーナーも終わると、残すはニッポン放送9階のベランダから天気予報を伝える「マイタウン天気予報」のみとなった。
CMの合間の時間で、スタジオのある4階から9階へエレベーターで移動。到着すると、明け方の空に向かって大きく伸びをしながら深呼吸。直前まで原稿とにらめっこしながら、各地の天気情報を頭に叩き込んでいく。無事に各地の天気予報を読み終えると「きょうも一日、お仕事に勉強に頑張っていきましょう。この時間はニッポン放送の関連会社でOLとしても働く、乃木坂46の新内眞衣でした」と1時間半の本番を締めくくった。
足早に4階のスタジオへと戻ると、時刻は4時33分。本放送を動画付きで配信していたLINE LIVEのおまけコーナー「アフタートーク」の生配信に臨む。本番以上にゆるやかな雰囲気で進行していくため「アーティスティック」を「アコースティック」と言い間違えるのは、ご愛嬌。この日の放送では、イラストに挑戦した新内だったが、いつもどおり画伯っぷりを発揮させて、スタッフ全員からイジり倒される展開に。納得のいかない表情を見せながらも、約18分間にわたってアフタートークを行い、午前4時51分に番組を終えた。
約2時間しゃべり続けた新内に、この日の自己採点をしてもらった。「うーん、いつも通りにできたので60点です。これからの伸びしろも含めて、この点数にしました。えっ、画力の点数の間違いじゃないかって? いやいや、そっちの方は確実に上達していますから!」。やっと一息つけるかと思いきや、スタッフとの反省会を終えると「ありがとうございました!」と明るい声でスタジオをさっそうと飛び出した。
「このまま次のお仕事です。移動時間とか、合間を見つつゆっくり寝ようと思います。最近はありがたいことに乃木坂としてのお仕事が忙しいので、OLとしてあまり働けていなくて…上司の方からは『アイドルとして出社できなくなるくらいになったらいいね』とも言っていただいていたのですが、実際に出社できない時期が長くなってきて、次に会社に行く時どんな顔をしたらいいんだろう…」。不安な思いを語る口ぶりとは裏腹に、4時間の密着を通して見えた新内の顔は、充実感に満ちていた。
このニュースの流れをチェック
- 1. 乃木坂2期生・新内眞衣が“OL兼任”アイドルに
- 2. 乃木坂初の“OL兼任”アイドル誕生 新内眞衣「新しい風吹かせる」
- 3. “乃木坂46ときどきOL”新内眞衣の生ラジオに潜入 4時間密着で見えた素顔
- 4. 『AKB48のANN』後任は乃木坂46 メインパーソナリティーは元OLの新内眞衣
- 5. 乃木坂46・新内眞衣、ラジオ『ANN』で涙の卒業発表 OL兼任アイドルとしても話題に
- 6. 新内眞衣『乃木坂ANN』を卒業 涙のあいさつ「ずっと私の支えはラジオだった」
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2017/07/05