NHKで放送中の大河ドラマ『おんな城主 直虎』(毎週日曜 後8:00 総合ほか)第19回(14日放送)のラストに現れた「直親の娘と名乗る女」。日焼けメイクを取った素顔は、2014年の「全日本国民的美少女コンテスト」でグランプリに輝いた高橋ひかる(15)。約200人のオーディションからレギュラー出演を勝ち取った。
高橋が演じるのは、信濃からやって来て、亡き井伊直親(三浦春馬)の娘を名乗る「高瀬」。直親は主人公・井伊直虎(柴咲コウ)のいいなづけであり初恋の相手。直虎と添い遂げることはかなわず、井伊家の重臣・奥山朝利(でんでん)の娘・しの(貫地谷しほり)と結婚し、彼女との間に嫡男・虎松(後の直政)をもうけた。高瀬の出現は、俗に言えば“隠し子”の発覚である。
そんなキーパーソンを演じることになった高橋は、この春、高校進学を機に実家のある滋賀県から上京。「新しいことがたくさんあって、いいスタートが切れたな、って思います。高校は卒業するまで勉強も頑張りたいですし、せっかく上京したのでお仕事にもいろいろ挑戦したいと思っています。プライベートと仕事をしっかり分けてやっていこうと思っています」と、高校生活も、芸能の仕事もどちらもやる気満々だ。
幼い頃から芸能界に憧れていたという。周りから勧められて応募した「全日本国民的美少女コンテスト」で、本人曰く「まさか」のグランプリ受賞。昨年公開の映画『人生の約束』で女優デビューを果たし、今回がドラマ初出演となる。
「すごく素敵な作品に携わることができてうれしい反面、不安に感じることもあります。『おんな城主 直虎』は初めてのドラマでもあり、時代劇でもあるので、クランクインまでずっとドキドキしていました。でも、しっかり自分の目標つくって挑もうと思っていました」。
その目標とは? 「初めて出演した映画の撮影現場ですごく緊張してしまって、自分のことで精一杯で、周りを見ていなかった反省があって。せっかく素敵な役者さんたちがたくさんいらしたのに、何も学べなかったことが悔しかったので、大河の現場では周り方々をしっかり見て、そこからいろいろ勉強しよう。撮影が終わった時にすごく充実した撮影期間だったな、と振り返ることができるようにしたいと、そういう目標を立てました」。
進捗は良好のようだ。「現場に入ったらすごく楽しくて。毎日が学びの場で。現場でうまくできないこともたくさんあるのですが、大河ドラマでお芝居の勉強をさせていただけていることを本当にありがたく思っています」。
ルックスのかわいらしさはもとより、ハキハキと話す姿に「国民的美少女」に選ばれた“なにか”を強く感じさせるものがある。
「もともと家族やお友達とおしゃべりするのは好きなのですが、自分から進んで人前に出ていくタイプではありませんでした。むしろ、周りの意見についつい合わせてしまったり、本当の気持ちを素直に言えなかったりする自分が嫌だなって思っていました。こうしてお仕事をはじめてから、特に意識しているわけではないんですが、少しずつ人前でしゃべることに慣れてきて、自分の気持ちも言えるようになってきました。そこは、自分の中で成長できたことなのかな、って感じています」。
高橋の故郷・滋賀と言えば、まず「琵琶湖」。そして、ゆるキャラブームの火付け役となった滋賀県彦根市のキャラクター「ひこにゃん」もいる。ひこにゃんに会えるスポットとして人気の彦根城は、井伊直政の子、井伊直継・直孝によって建設され、今なお名城として知られる。
「地元とゆかりのある井伊直虎のことをこの作品で初めて知って、なんでいままで知らなかったんだろう、と悔しくなりました(笑)。以前から戦国武将に興味を持っていて、織田信長が好きだったんですが、今は断然、井伊直虎。本当にかっこいいなと思います。女性として別の生き方もあったのに、城主になることを決断した。格好いいと思います」。
ドラマではその直虎をはじめ、井伊家中に大きな波紋を呼ぶことになるのだが…。
「高瀬は信濃で一緒に暮らしていた母が亡くなって、父を頼りに井伊谷まで来たのに、その父も亡くなっていて。それでも明るく、屈託のない笑顔が素敵な女の子をイメージして演じています。思いついたことをすぐ行動に移すところがかわいいなって思いますし、直虎の幼少期、おとわに似ている感じがします。高瀬を観ていると、どんな役なのか不思議に思われるかもしれないのですが、後々、明らかになることもあると思うので、ぜひ、注目してもらえるとうれしいです」。
高橋が演じるのは、信濃からやって来て、亡き井伊直親(三浦春馬)の娘を名乗る「高瀬」。直親は主人公・井伊直虎(柴咲コウ)のいいなづけであり初恋の相手。直虎と添い遂げることはかなわず、井伊家の重臣・奥山朝利(でんでん)の娘・しの(貫地谷しほり)と結婚し、彼女との間に嫡男・虎松(後の直政)をもうけた。高瀬の出現は、俗に言えば“隠し子”の発覚である。
そんなキーパーソンを演じることになった高橋は、この春、高校進学を機に実家のある滋賀県から上京。「新しいことがたくさんあって、いいスタートが切れたな、って思います。高校は卒業するまで勉強も頑張りたいですし、せっかく上京したのでお仕事にもいろいろ挑戦したいと思っています。プライベートと仕事をしっかり分けてやっていこうと思っています」と、高校生活も、芸能の仕事もどちらもやる気満々だ。
幼い頃から芸能界に憧れていたという。周りから勧められて応募した「全日本国民的美少女コンテスト」で、本人曰く「まさか」のグランプリ受賞。昨年公開の映画『人生の約束』で女優デビューを果たし、今回がドラマ初出演となる。
「すごく素敵な作品に携わることができてうれしい反面、不安に感じることもあります。『おんな城主 直虎』は初めてのドラマでもあり、時代劇でもあるので、クランクインまでずっとドキドキしていました。でも、しっかり自分の目標つくって挑もうと思っていました」。
その目標とは? 「初めて出演した映画の撮影現場ですごく緊張してしまって、自分のことで精一杯で、周りを見ていなかった反省があって。せっかく素敵な役者さんたちがたくさんいらしたのに、何も学べなかったことが悔しかったので、大河の現場では周り方々をしっかり見て、そこからいろいろ勉強しよう。撮影が終わった時にすごく充実した撮影期間だったな、と振り返ることができるようにしたいと、そういう目標を立てました」。
進捗は良好のようだ。「現場に入ったらすごく楽しくて。毎日が学びの場で。現場でうまくできないこともたくさんあるのですが、大河ドラマでお芝居の勉強をさせていただけていることを本当にありがたく思っています」。
ルックスのかわいらしさはもとより、ハキハキと話す姿に「国民的美少女」に選ばれた“なにか”を強く感じさせるものがある。
「もともと家族やお友達とおしゃべりするのは好きなのですが、自分から進んで人前に出ていくタイプではありませんでした。むしろ、周りの意見についつい合わせてしまったり、本当の気持ちを素直に言えなかったりする自分が嫌だなって思っていました。こうしてお仕事をはじめてから、特に意識しているわけではないんですが、少しずつ人前でしゃべることに慣れてきて、自分の気持ちも言えるようになってきました。そこは、自分の中で成長できたことなのかな、って感じています」。
高橋の故郷・滋賀と言えば、まず「琵琶湖」。そして、ゆるキャラブームの火付け役となった滋賀県彦根市のキャラクター「ひこにゃん」もいる。ひこにゃんに会えるスポットとして人気の彦根城は、井伊直政の子、井伊直継・直孝によって建設され、今なお名城として知られる。
「地元とゆかりのある井伊直虎のことをこの作品で初めて知って、なんでいままで知らなかったんだろう、と悔しくなりました(笑)。以前から戦国武将に興味を持っていて、織田信長が好きだったんですが、今は断然、井伊直虎。本当にかっこいいなと思います。女性として別の生き方もあったのに、城主になることを決断した。格好いいと思います」。
ドラマではその直虎をはじめ、井伊家中に大きな波紋を呼ぶことになるのだが…。
「高瀬は信濃で一緒に暮らしていた母が亡くなって、父を頼りに井伊谷まで来たのに、その父も亡くなっていて。それでも明るく、屈託のない笑顔が素敵な女の子をイメージして演じています。思いついたことをすぐ行動に移すところがかわいいなって思いますし、直虎の幼少期、おとわに似ている感じがします。高瀬を観ていると、どんな役なのか不思議に思われるかもしれないのですが、後々、明らかになることもあると思うので、ぜひ、注目してもらえるとうれしいです」。
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2017/05/21