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映画『火花』メール文面は又吉が考案 板尾創路監督は脚本作りに苦労

 第153回芥川賞を受賞したお笑いコンビ・ピース又吉直樹の小説を実写化した映画『火花』(11月23日公開)がクランクアップを迎え、監督を務めた板尾創路が23日、沖縄・那覇を中心に開催されている『島ぜんぶでおーきな祭 第9回沖縄国際映画祭』内で会見を行った。撮影を終えて「天気も味方してくれたので、成功すると思う」と手応えをにじませ、映画のある部分に又吉が関わっていることを明かした。

 同作は、漫才の世界で結果を出せず底辺でくすぶっている青年・徳永と、強い信念を持った先輩芸人・神谷が出会い、現実の壁に阻まれ才能と葛藤しながら歩み続ける青春物語。菅田将暉が徳永、桐谷健太が神谷を演じ、W主演を務める。

 板尾監督は、後輩である又吉の作品を実写化して「自分の生きている(お笑いの)世界のことなので、リアリティーを求めすぎない、やり過ぎないことに気を使いました」と撮影を回顧。「脚本を作るのが一番難しかった。又吉の思いとか、漫才師として生きてきたことや、考えていること、伝えたいこととか」と苦労をにじませた。

 徳永と神谷がメールでやり取りをするシーンの文章は、又吉に考えてもらったといい、「せっかくなので考えてもらおうと思ってオーダーしたら、何パターンも送ってきてくれた」と感謝した。

 W主演の菅田、桐谷ついては、「2人とも作品に対する思いが強いし、漫才師をリスペクトしている。本当に芸人がバトルしているような雰囲気の撮影でした」と絶賛。会見前には2人からのビデオメッセージが上映され、「漫才シーンは本当にお客さんが入って、本気で笑わそうとするネタをやりました」(菅田)、「2度とこういう役はこないんじゃないかなという役に出会えて、奇跡だと感じています」(桐谷)と話していた。



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