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渡瀬恒彦さん『9係』初回スタート 冒頭から登場にSNSでは感動の声

 3月14日に多臓器不全のため都内の病院で亡くなった俳優の渡瀬恒彦さん(享年72)が主演を務めていた、テレビ朝日系連続ドラマ『警視庁捜査一課9係』の新シーズン「season12」(毎週水曜 後9:00)の初回が12日に放送された。番組冒頭が渡瀬さんが登場し、SNS上では「いきなり渡瀬さん出てる」「泣いちゃう」などの声が相次いだ。

渡瀬恒彦さん (C)ORICON NewS inc.

渡瀬恒彦さん (C)ORICON NewS inc.

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 2006年4月にスタートし、12年目のシリーズに突入する『9係』は、“昼行灯”と揶揄(やゆ)されているが、実はキレもの、という加納倫太郎係長(渡瀬さん)のもと、井ノ原快彦、羽田美智子、吹越満、田口浩正、津田寛治らが演じる6人の刑事が、個性が強すぎるがゆえしょっちゅう対立しながらも、最後はそれぞれの熱い正義感でひとつにまとまり難事件を解決する。

 冒頭以外は渡瀬さんの登場はしばらくなかったが、9係メンバーたちによる小気味良いかけあいは健在で「冒頭から9係感があって、みんなの頑張りが伝わる」との応援コメントが殺到。回想シーンとして過去の渡瀬さんのアクションシーンが流されると「係長のシーン泣ける。みんなを中和してきたんだよな」「回想シーンで胸がいっぱいになる」と個性的なメンバーをまとめてきた渡瀬さんの役の偉大さを称える声が上がった。

 先月25、26日には、遺作となった2夜連続ドラマスペシャル『そして誰もいなくなった』も同局で放送。劇中で、渡瀬さんが演じた元東京地裁裁判長・磐村兵庫の「末期の肺がんだ。余命いくばくもない」との告白や、「ありがとう、そしてさよなら」といったせりふがあったことから、ツイッターには「渡瀬さんの遺言のよう」「どんな心境で演じたんだろう」といった感想とともに、渡瀬さんを悼む声が相次いでいた。

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