BSジャパンで放送中の音楽番組『おんがく交差点』(毎週水曜 後11:30〜深0:00)、12日の放送回に女優の倍賞千恵子がゲスト出演する。「今でも柴又に行くと、寅さんがふいっと出てくるような気がする」と、映画「男はつらいよ」シリーズの主人公・車寅次郎を演じた渥美清さんの思い出話に花を咲かせる。
3月25日に、同シリーズのロケ地である東京・葛飾区の柴又駅前に、倍賞が演じた寅次郎の妹「さくら」の銅像が完成。渥美さんが亡くなって20年が過ぎたが、その人気は健在だ。同局では、今月8日から同シリーズ全作品の一挙放送もスタートする(毎週土曜 後6:30)。
映画が初めて上映されたのは1969年。以来、48作が公開され、広く愛されてきた。シリーズ開始当初、倍賞は、さくらの役づくりで悩むこともあったという。そんな時、“お兄ちゃん”である渥美さんは、何も聞かずに「飯食うか」と声を掛け、その言葉だけで、固まりきってしまった心がほどけて満たされた気持ちになったという。「本当の優しさを教えてくれた人。渥美さんを通じて、人としての在り方や相手を思いやる心を学んだ。もっともっといろんな話をしたかった」と渥美さんを偲んだ。
音楽コラボレーションのコーナーでは、倍賞の夫で作曲家の小六禮次郎がピアノを演奏し、大谷康子のバイオリンが奏でる「男はつらいよ」のテーマ曲のほか、倍賞のデビュー曲「下町の太陽」、故・森繁久彌さんが作詞作曲した「オホーツクの舟歌」を届ける。
3月25日に、同シリーズのロケ地である東京・葛飾区の柴又駅前に、倍賞が演じた寅次郎の妹「さくら」の銅像が完成。渥美さんが亡くなって20年が過ぎたが、その人気は健在だ。同局では、今月8日から同シリーズ全作品の一挙放送もスタートする(毎週土曜 後6:30)。
映画が初めて上映されたのは1969年。以来、48作が公開され、広く愛されてきた。シリーズ開始当初、倍賞は、さくらの役づくりで悩むこともあったという。そんな時、“お兄ちゃん”である渥美さんは、何も聞かずに「飯食うか」と声を掛け、その言葉だけで、固まりきってしまった心がほどけて満たされた気持ちになったという。「本当の優しさを教えてくれた人。渥美さんを通じて、人としての在り方や相手を思いやる心を学んだ。もっともっといろんな話をしたかった」と渥美さんを偲んだ。
音楽コラボレーションのコーナーでは、倍賞の夫で作曲家の小六禮次郎がピアノを演奏し、大谷康子のバイオリンが奏でる「男はつらいよ」のテーマ曲のほか、倍賞のデビュー曲「下町の太陽」、故・森繁久彌さんが作詞作曲した「オホーツクの舟歌」を届ける。
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2017/04/06