V6の岡田准一（36）が4日、都内で行われた映画『追憶』（5月6日公開）完成披露会見に出席。高倉健さんの映画を取り続け、同作のメガホンをとった降旗康男監督（82）から「岡田さんに高倉健さんを継ぐ俳優になってほしい」と期待されると、「僕は健さんになれると思っていなし、比べていただくのも恐縮するし、おこがましい」と首を振りつつ、「健さんは特別な存在。その背中を、後ろ姿を追いかけて精進していきたい。1ミリでも健さんに近いことができるように、年を重ねていけたらと願っている最中です」と話した。

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　同作は、『鉄道員（ぽっぽや）』などの降旗監督と撮影の木村大作氏（77）が9年ぶりにタッグを組んんだミステリードラマ。主人公の刑事が殺害現場で遺体となった幼なじみと対面し、共通の旧友が容疑者として浮上する。

　木村氏は「監督が降旗さん、主演が岡田さんと聞いて、個人的な思いですが健さんの追悼ができないかと思った。健さんへの思いを込めて映像に表現した」と特別な思い入れを告白。降旗監督は、高倉さんと岡田の共通点について「斜め後ろからの姿」とあげ、「一人の人間の姿にしては同じような中身、同じような人生を背負って生きている」と話していた。

　そのほか、小栗旬（34）、柄本佑（30）、長澤まさみ（29）、木村文乃（29）、安藤サクラ（31）、吉岡秀隆（46）が出席した。