映画『男はつらいよ』で、渥美清さんが演じた主人公・車寅次郎の妹「さくら」の銅像が完成し25日、同シリーズのロケ地である東京・葛飾区の柴又駅前で除幕式典が行われた。式典には、シリーズの大半のメガホンを取った山田洋次監督(85)と、さくらを演じた女優の倍賞千恵子(75)が出席した。
同シリーズは、1969年から95年まで計49作も放映された国民的映画。すでに同所に建てられているフーテンの寅像の視線の先に「見送るさくら」像が設置されており、作品同様に兄の旅立ちを見守る形となっている。
完成した像を前に、倍賞は「私の分身がいるみたい。雨の日も、風の日も、雪の日も、寅さんとさくらは立っています。さくらだったら『お兄ちゃん、私がいるからもう寂しくないよ』って言うんじゃないかな」としみじみ。
山田監督も「寅さんの像ができた時から、さくらにいてほしいと思っていた。今後、多くの人が柴又を訪れ、寅さんとさくら、珍しい対の銅像を目に収めてほしいです」と呼びかけ、「映画の撮影時と同じ街の佇まい、人情、文化が守られてほしい」と柴又への思いも口にしていた。
同シリーズは、1969年から95年まで計49作も放映された国民的映画。すでに同所に建てられているフーテンの寅像の視線の先に「見送るさくら」像が設置されており、作品同様に兄の旅立ちを見守る形となっている。
完成した像を前に、倍賞は「私の分身がいるみたい。雨の日も、風の日も、雪の日も、寅さんとさくらは立っています。さくらだったら『お兄ちゃん、私がいるからもう寂しくないよ』って言うんじゃないかな」としみじみ。
山田監督も「寅さんの像ができた時から、さくらにいてほしいと思っていた。今後、多くの人が柴又を訪れ、寅さんとさくら、珍しい対の銅像を目に収めてほしいです」と呼びかけ、「映画の撮影時と同じ街の佇まい、人情、文化が守られてほしい」と柴又への思いも口にしていた。
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2017/03/27