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井上・尾上・城田・山崎らミュージカルスターそろい踏み 『SONGS』ディズニー特集

 NHK総合で25日、『SONGSスペシャル ディズニーミュージカル名曲集(仮)』(後10:30〜11:10)の放送が決定。同局で15日、収録が行われ、出演する井上芳雄尾上松也城田優山崎育三郎が取材に応じた。

(左から)井上芳雄、山崎育三郎、尾上松也、城田優 (C)ORICON NewS inc.

(左から)井上芳雄、山崎育三郎、尾上松也、城田優 (C)ORICON NewS inc.

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 ミュージカル界の若手でトップクラスの人気を誇る4人。ミュージカル『エリザベート』(2015年版)に出演した“共通点”はありながら、井上と城田がトート役で、山崎と尾上がルキーニ役でWキャストとなっており、4人が舞台にそろうことはなかった。そのため、今回の番組で初めて4人そろって歌えることを、彼ら自身が「楽しみ」「光栄」と喜んでいた。

 歌舞伎俳優でありながら、近年、現代劇やミュージカルに活躍の場を広げる松也は「音楽番組で歌うこと自体が初めて。緊張と不安もありましたが、このメンバーだったらできるかな。この4人で『SONGS』で歌えるのはすごくレアなことで、僕自身が興奮しました」。

 城田は「スケジュール的に難しいかなと思われたけど、ほかの3人が出て自分だけ出ないというわけにはいかない」と出演を強行。「この番組でしかみられないコラボレーションが楽しみ。4人で出演できて光栄」と話していた。

 番組では、ディズニーナンバーの歌唱だけでなく、4人がプレゼンターとしてトークを交わし、番組を進行していく。井上は「ミュージカルファンでディズニーファンという方もたくさんいらっしゃると思うし、この4人が並ぶことで、ディズニーにもミュージカルにも普段、興味がないという方にも珍しいな、観てみようかな、と思っていただけたら」と期待を込めた。

 4人は全員ディズニー作品にゆかりがあり、井上はディズニー/ピクサー映画『プレーンズ』で日本版声優を務めたほか、ディズニーソングのカバー・コンサートも行っている。城田は実写版『シンデレラ』、松也は公開中の映画『モアナと伝説の海』、山崎は実写版『美女と野獣』(4月21日公開)で、それぞれ日本版声優を務めている。

 記者から「好きなディズニー作品は?」と聞かれ、『アラジン』の「ホール・ニュー・ワールド」と答えた松也。続いて、山崎が「いままで、ディズニー作品の中では『アラジン』が一番好きだったのですが、実写版『美女と野獣』の野獣が、男性から見ても魅力的なキャラクターとして描かれていて、一番好きな作品になりました」と、自身が携わっている作品をちゃっかり“宣伝”すると、それを井上と城田がつっこみ、松也は「僕も『モアナ』にする」とムキになり、4人の仲の良さも垣間見せていた。

 ちなみに、井上は「音楽は少ないけれど『ファインディング・ニモ』が好き。観るたびに泣いちゃう」、城田は実写版『シンデレラ』で、シンデレラの声を担当した高畑充希とデュエットしたエンドソング「夢はひそかに」を挙げ、「全世界で日本版だけシンデレラと王子のデュエットが許された」と話していた。

 番組には、映画『マレフィセント』の主題歌「ONCE UPON A DREAM〜いつか夢で〜」を歌った大竹しのぶ、『モアナと伝説の海』の主題歌「どこまでも 〜How Far I’ll Go〜」を歌う新人の屋比久知奈、実写版『美女と野獣』でベル役を担当する昆夏美、実写版『ジャングルブック』のキャンペーンソング「君のようになりたい」を担当したLittleGleeMonsterも出演する。

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