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大森南朋&鈴木浩介&桐谷健太が映画トリプル主演 入江悠監督『ビジランテ』

 俳優の大森南朋(45)、鈴木浩介(42)、桐谷健太(37)が、映画『ビジランテ』(12月公開)でトリプル主演を務め、兄弟を演じることが4日、わかった。メガホンをとるのは、自主制作による映画『SR サイタマノラッパー』で一躍注目を集めた入江悠(37)監督。

映画『ビジランテ』でトリプル主演を務める(左から)鈴木浩介、大森南朋、桐谷健太

映画『ビジランテ』でトリプル主演を務める(左から)鈴木浩介、大森南朋、桐谷健太

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 高校時代に失踪した長男・一郎(大森)。印刷会社社長で町の自警団団長の二男・二郎(鈴木)。デリヘル業経営の三男・三郎(桐谷)。別々の道を生きてきた3兄弟が父の死をきっかけに再会、その後3人の運命は再び交錯し、欲望、野心、プライドがぶつかり合い、逃れられない悲しみが3人を狂わせていく―。

 タイトルの『ビジランテ』は「自警団」という意味。警察や法律がない世界、警察や法律が機能してない世界で、自らの力・判断で自分たちを守ろうとする集団を指している。撮影は、入江監督の地元でもある埼玉・深谷市を中心に今年1月に実施。すでにクランクアップし、完成は春を予定している。

 大森は「入江監督が監督自身の地元を描いた、3兄弟の悲しみの生き様をご堪能ください。現場はかなり凶暴でした」と短いながらも気になるコメント。鈴木は「虚構の世界にある現実が一番のリアルかもしれない。入江監督のオリジナルの世界にはそう感じるものがありました。この世界の住人になれたことに感謝と幸せを感じています」と充実感をにじませた。

 桐谷は「この映画はタフなスタッフと、グツグツした役者たちと、ギラギラした監督のまなざしによってでき上がりました。もちろん完成品はまだ観てないし、予測も不可能。でも、俺はこの映画のファンになる。きっと」とメッセージを寄せた。

 『SRサイタマノラッパー ロードサイドの逃亡者』以来のオリジナル脚本となる入江監督は「オリジナル脚本による映画をつくりたい。荒けずりでも不恰好でもかまわない、いまの自分のすべてをぶつけた純度100%の映画を−そう思って書いた脚本が、たくさんの方の力を得て具現化することになりました」と説明。「いまの日本と世界と私自身のなかにある何かを切り取ったヒリヒリ、ザラザラした大人の映画ができあがるはずです」と期待をあおっている。

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