俳優の佐藤浩市(56)が『第40回日本アカデミー賞』の「最優秀主演男優賞」を受賞し3日、都内で行われた授賞式に出席。囲み取材では、長男・寛一郎(20)が、映画『ナミヤ雑貨店の奇蹟』(9月23日公開)で俳優デビューすることについて心境を語った。
授賞式当日の朝、寛一郎の俳優デビューが報じられ、三國連太郎さん、佐藤に続く“3世俳優”として高い注目を集めた。佐藤は「親の部分で思うことと、彼がどういう役者になるか誰もわからないし、踏み込んでいったなという思いです」と胸中を明かしつつ、息子が俳優仲間、そしてライバルになりえるか問われると「とんでもない」と笑い飛ばした。
続けて「いろんなことを吸収して、いろんなことを勘違いしていけるか。助言を求められれば言うこともあるだろうけど、今の子は言わないですよ」。報道陣から「来年は寛一郎が新人賞?」との声があがると「そんな恥ずかしい展開は、もう三國と俺の間でやってるので…。勘弁してください」と冗談交じりに苦笑した。
授賞式では、映画『64-ロクヨン-前編』(瀬々敬久監督)での好演が光り、最優秀主演男優賞を受賞。ブロンズを受け取ると「こんなに重かったかなと。僕が50半ばを過ぎて筋力が衰えたのか、別の感慨で重たさを感じているのか。当然、後者だと思います」と感慨深げに語り「またここに戻ってこられるよう、スタッフ共々みんなで映画作りを続けていきたい」と言葉に力を込めた。
授賞式当日の朝、寛一郎の俳優デビューが報じられ、三國連太郎さん、佐藤に続く“3世俳優”として高い注目を集めた。佐藤は「親の部分で思うことと、彼がどういう役者になるか誰もわからないし、踏み込んでいったなという思いです」と胸中を明かしつつ、息子が俳優仲間、そしてライバルになりえるか問われると「とんでもない」と笑い飛ばした。
続けて「いろんなことを吸収して、いろんなことを勘違いしていけるか。助言を求められれば言うこともあるだろうけど、今の子は言わないですよ」。報道陣から「来年は寛一郎が新人賞?」との声があがると「そんな恥ずかしい展開は、もう三國と俺の間でやってるので…。勘弁してください」と冗談交じりに苦笑した。
授賞式では、映画『64-ロクヨン-前編』(瀬々敬久監督)での好演が光り、最優秀主演男優賞を受賞。ブロンズを受け取ると「こんなに重かったかなと。僕が50半ばを過ぎて筋力が衰えたのか、別の感慨で重たさを感じているのか。当然、後者だと思います」と感慨深げに語り「またここに戻ってこられるよう、スタッフ共々みんなで映画作りを続けていきたい」と言葉に力を込めた。
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2017/03/04