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『嘘の戦争』安田顕の役作り「せりふから“バカ”が伝わるように」

 元SMAP草なぎ剛が主演する関西テレビ・フジテレビ系ドラマ『嘘の戦争』(毎週火曜 後9:00)。きょう21日放送の第7話で、復讐のターゲットとなる二科家の長男・晃を演じる俳優の安田顕が取材に応じた。

関西テレビ・フジテレビ系ドラマ『嘘の戦争』第7話(2月21日放送)では、30年前のOL殺人事件に関わっていた二科晃(安田顕)への復讐が始まる(C)関西テレビ

関西テレビ・フジテレビ系ドラマ『嘘の戦争』第7話(2月21日放送)では、30年前のOL殺人事件に関わっていた二科晃(安田顕)への復讐が始まる(C)関西テレビ

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 同ドラマは、30年前に家族を殺され、「犯人を見た」と言っても嘘つきと呼ばれて信じてもらえず、事件も無理心中として片付けられてしまい、いつしか天才詐欺師となった一ノ瀬浩一(草なぎ)が、事件の関わった人々に復讐していく物語。

 そもそも浩一の父親が命を狙われるきっかけとなったのが、“OL殺人事件のもみ消し”。その黒幕が大企業の会長・二科興三(市村正親)であることがわかり、興三に近づくため、長男の晃と長女の楓を取り込んだ浩一。嘘をついてつき合い始めた晃にも好意がわいてきた矢先、OL殺人事件に晃も関わっていたことが発覚する。

 安田は「騙されて当然の人物ですよね、晃って。でもそれぞれに事情があって、浩一から見れば憎いけれど、(妹の)楓(山本美月)からみたら優しい兄に見える。30年前の事件について晃がどこまで真相を知っているのかも曖昧(あいまい)。見張りをしていたということだけで、もしかしたら被害者が亡くなったことすら知らないのかもしれない。だから、俺ってツイてねぇなぐらいしか思ってない。もし晃に罪の意識があったとしても、ずっとそれにフタをして生きてきたと思う。今後、浩一によって真実がさらされ、そのフタが開いてしまったらどうなるのか…」と、今後の展開についてコメント。

 「晃はクールな弟(藤木直人が演じる隆)とは違って喜怒哀楽が激しい。見た目からわかる“バカ”ではなく、せりふから伝わるように」して、どこか憎めない晃の人柄を表現しているという。草なぎとの共演については、「草なぎさんは相手の良さを引き出してくれる。まるで一流のプロレスラーのようなんですよね。だってプロレスって相手の見せ場もないと成立しないじゃないですか」と話していた。

 第6話で、楓との交際のあいさつをするため、興三や隆が待ち受ける二科家へ乗り込んだ浩一。興三は浩一を受け入れ、楓との婚約を認めるが、これは興三のついた嘘だった。終盤で、興三は浩一の正体を見抜き、「お前の望みは何だ?」と問いただした途端、心臓発作を起こし倒れてしまう。一時は苦しむ興三を見捨てようとしたが、浩一は興三の元に戻り「俺の復讐を見届けろと!」と叫びながら心臓マッサージを施した。

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  • 関西テレビ・フジテレビ系ドラマ『嘘の戦争』第7話(2月21日放送)では、30年前のOL殺人事件に関わっていた二科晃(安田顕)への復讐が始まる(C)関西テレビ
  • 二科3兄妹(左から)末っ子の楓(山本美月)、長男・晃(安田顕)、次男・隆(藤木直人)(C)関西テレビ
  • 関西テレビ・フジテレビ系ドラマ『嘘の戦争』第7話(2月21日放送)では、30年前のOL殺人事件に関わっていながら、これまで何の罰も受けずに生きてきた晃(安田顕)への復讐が始まる(C)関西テレビ
  • 関西テレビ・フジテレビ系ドラマ『嘘の戦争』第7話(2月21日放送)では、30年前のOL殺人事件に関わっていながら、これまで何の罰も受けずに生きてきた晃(安田顕)への復讐が始まる(C)関西テレビ

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