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【直虎】実はゆるくないサブタイトル 映画や小説をモチーフに

 NHKで放送中の大河ドラマ『おんな城主 直虎』(毎週日曜 後8:00 総合ほか)のサブタイトルがSNS上で「ゆるい」と話題になっている。同局に確認したところ、「よく知られた映画や小説などの作品をモチーフにしてタイトルをつけています。脚本の森下佳子さんをはじめ、毎回の制作打ち合わせでサブタイタイトルを決めるところまでセットにして、皆でいろいろ考えて決めています」との回答が返ってきた。

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 これまでのタイトルの元ネタを紹介すると、第1回「井伊谷の少女」と第2回「崖っぷちの少女」は国民的アニメ映画。第3回「おとわ危機一髪」は映画『007危機一発』(1964年)。第4回「女子にこそあれ次郎法師」は『井伊家伝記』という井伊家にまつわる古文書の中の表現。第5回「亀之丞帰る」は菊池寛の戯曲『父帰る』、第6回「初恋の別れ道」はチャン・イーモウ監督の中国映画『初恋の来た道』(1999年)。

 同ドラマの脚本を手掛ける森下氏と制作統括の岡本幸江氏は、連続テレビ小説『ごちそうさん』(2013年)のコンビ。この時も、「いちご一会(一期一会)」、「君をあいス(君を愛す)」、「いもに見ていろ!(今に見ていろ!)」など、各週のエピソードに関わる食材の名前をもじったサブタイトルがついていた。これは、彼女たちなりの遊び心ある仕掛け、“得意分野”といえるかもしれない。

 『直虎』に話を戻すと、きょう放送の「検地がやってきた」は、世界的に有名なロックバンドがやって来るような楽しい話ではなく、井伊直親(三浦春馬)の帰参を認める願い出に対して、今川義元(春風亭昇太)の出した交換条件が、井伊谷での大規模な「検地」の実施だったというもの。井伊直平(前田吟)は自分の治める川名の隠し里に今川の検地の手が及ぶことを恐れ、怒りをあらわにする。次郎法師(柴咲コウ)も、検地がうまくいくように奔走することになる。

 第8回以降もサブタイトルの元ネタは何か、探してみるのも一興だ。

※記事初出時、第4回の元ネタは「特になし」と記載していましたが、後に『井伊家伝記』という井伊家にまつわる古文書の中の表現であることがわかり、訂正加筆しました。



関連写真

  • 大河ドラマ『おんな城主 直虎』第7回「検地がやってきた」より。井伊家の大規模な検地が行われる。(左から)小野政次(高橋一生)と井伊直親(三浦春馬)(C)NHK
  • 井伊谷での大規模な「検地」を命じる今川義元(春風亭昇太)(C)NHK
  • 井伊家存続のため直親(三浦春馬)とのつらい別れを選んだ次郎法師(柴咲コウ)(C)NHK
  • 大河ドラマ『おんな城主 直虎』第7回「検地がやってきた」より。小野政次(高橋一生)と新野左馬助(苅谷俊介)の2人は駿府・今川館に出向き、改めて直親の帰還を認めてもらうよう願い出る(C)NHK

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