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『精霊の守り人』高良健吾、本格登場 綾瀬はるかは本物の吊り橋でアクション

 NHK総合で放送中の大河ファンタジー『精霊の守り人 悲しき破壊神』(毎週土曜 後9:00、全9回)。きょう18日放送の第5回「聖なる場所へ」では、高良健吾演じるタルシュ帝国のラウル王子が本格登場する。主人公・バルサ(綾瀬はるか)と、新ヨゴ国の皇太子・チャグム(板垣瑞生)にとって、シーズン3の最後まで戦いが続く、“ラスボス”だ。

NHK・大河ファンタジー『精霊の守り人 悲しき破壊神』第5回より。敵国タルシュ帝国の第二王子・ラウル(高良健吾)が本格登場(C)NHK

NHK・大河ファンタジー『精霊の守り人 悲しき破壊神』第5回より。敵国タルシュ帝国の第二王子・ラウル(高良健吾)が本格登場(C)NHK

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 本屋大賞を受賞した『鹿の王』の作者でもある上橋菜穂子氏のファンタジー小説「守り人」シリーズが原作。ラウルは、新ヨゴ国の敵国タルシュ帝国の第二王子で、合理的かつ明晰な頭脳を駆使して他国を侵略し、勢力を拡大させている人物で、その野望は新ヨゴ国がある北の大地にも向けられる。高良は「ラウルの正義は、自分と離れていますが、理解することは十分できました。地球の話だと思います。そのような話に参加できて、光栄です」とコメントを寄せている。

 神を宿した少女・アスラ(鈴木梨央)の用心棒となったバルサは、彼女を知るタル人たちと一緒に都を目指す。タル人を迫害し、母を殺したロタ人への憎しみを口にするアスラに「人を殺したいなんて思わないでくれ」と繰り返し言い聞かせるバルサ。吊り橋で武装集団に襲われたバルサは自ら盾となってアスラたちを先に行かせるが、背後から矢を射られて絶体絶命のピンチに追い込まれる。

 この吊り橋のシーンは、山あいの川に架かる本物の橋をドラマの世界観で装飾して撮影された。揺れる吊り橋でのアクションは演者たちの緊張感も、映像で伝わって臨場感もいっそう増して、観ていてハラハラドキドキさせられる。バルサの起死回生の一手とは?

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