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『愚行録』臼田あさ美の証言映像解禁 女同士のマウンティングが怖い

 俳優の妻夫木聡満島ひかりが共演する映画『愚行録』(18日公開)より、臼田あさ美のシーンを収めた映像がORICON NEWSに到着した。

映画『愚行録』に出演する臼田あさ美 (C)2017『愚行録』製作委員会

映画『愚行録』に出演する臼田あさ美 (C)2017『愚行録』製作委員会

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 同作は、『後悔と真実の色』で第23回山本周五郎賞を受賞した作家・貫井徳郎氏の同名ミステリーを映画化。未解決の一家殺人事件を取材する雑誌記者・田中(妻夫木)が、思わぬ真相にたどり着く姿を描き、日本から唯一の長編実写作品として『第73回ベネチア国際映画祭』オリゾンティ・コンペティション部門で正式上映された。

 臼田は、殺害された田向(旧姓:夏原)友季恵(松本若菜)と同級生だった証言者の一人、宮村淳子役で出演。田中が、友季恵の大学時代の様子をうかがおうとカフェの女性オーナーである淳子のもとを訪ねるシーンが公開された。

 宮村たちが通っていた大学は、内部生(付属高校から入学した学生)と外部生(大学から入学した学生)の二分されたスクールカーストがあった。外部生の宮村は、同じく外部生の夏原について「フォロワーっぽい取り巻きの子たちもすぐに増えた」「内部生と外部生の橋渡しのような存在だった」など、外部生にも関わらずいかに特別な存在であったのかを話す。

 その様子を聞いた田中は、夏原のことを「救世主みたい」と答えるが、宮村は田中の発言を「そこがズルいっていうか、怖いところなんです」と意味深に否定する。

 同作で共感できる“あるあるポイント”の一つが、女性同士のマウンティング。スクールカーストについて話す臼田の肩に力が入った口調、複雑な思いを隠し持ったような表情から、いまなお嫉妬心を持っていることが伝わり、女性ならではの怖さがにじみでるシーンになっている。

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