アイドルグループ・SKE48の大場美奈が15日、東京・ラフォーレミュージアム原宿で行われた舞台『増田こうすけ劇場 ギャグマンガ日和〜奥の細道、地獄のランウェイ編〜』公開ゲネプロ後の囲み取材に出席した。

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　増田こうすけ氏による人気ギャグ漫画が原作の同舞台。2015年に初演され、作中に登場する歴史的偉人、動物、ケダモノまで個性的すぎる異色のキャラクターたちが繰り広げるシュールな世界を描いた“笑劇場”が話題となった。

　ヒロインであるマッチを売る少女・マチ子を演じる大場は「とにかく楽しみつつ、見えないところの世界観もしっかりと作り上げることに集中しています」と気合十分。一方で脚本・演出を担当する、なるせゆうせい氏に対して「すごく大雑把というか、全然教えてくれない」と冗談交じりにクレームを入れた。

　アドバイスも少なく「自分の中で頭と精神力を使いました」と、大場から思わぬ“逆ダメ出し”を受けたなるせ氏だったが「作戦通り」とニヤリほほ笑むと「カチッと決めるのが好きじゃないし、この作品は（キャストを）あえて泳がせてる」と、コメディー舞台ならではの狙いだと明かしていた。

　取材にはそのほか、阿部丈二、小笠原健、米原幸佑、宮下雄也が出席。舞台は、きょう15日から21日まで同所で上演。