映画『タクシー・ドライバー』『ウルフ・オブ・ウォールストリート』などで知られる巨匠マーティン・スコセッシ監督が16日、都内で行われた映画『沈黙-サイレンス-』(21日公開)の来日記者会見に出席した。 同作は、スコセッシ監督が遠藤周作が執筆した原作と28年前の1988年に出合い、読んだ瞬間に映画化を希望し、長年にわたり温め続けてきた企画。17世紀江戸初期、激しいキリシタン弾圧の中で棄教したとされる師の真実を確かめるため、来日したポルトガル司祭の目に映った想像を絶する日本を舞台に、人間にとって本当に大切なものとは何かを描く。
2017/01/16