日本テレビ系朝の情報番組『ZIP!』の木曜パーソナリティーや、放送中の読売テレビ・日本テレビ系連続ドラマ『増山超能力師事務所』(毎週木曜 深11:59)で主演を務めるなど、俳優業も盛んなお笑いコンビ・ココリコの田中直樹(45)。肩書はお笑い芸人でありながらも、幅広いジャンルで実力を開花させている田中に話を聞いてみると、その大活躍の裏には「唯一気を使わなくていい存在」だという相方・遠藤章造とのコンビ愛があった。
この日は、『ZIP!』終わりの時間を縫って取材に応じてくれた田中。プライベートでは二児の父親でありながら、仕事では俳優から司会、お笑い芸人とボーダーレスに活動するなかで、“試行錯誤”を繰り返しているという。
「どんな分野の仕事でも心持ちは変わらないです」と常にフラットだ。「なんていうか、境がないんです。呼んでもらってナンボやと思ってるので。とにかく自分が呼んでもらえるなら、という意識で臨んでいますね」とそのスタンスを語る。
「『ZIP!』にせよ、ドラマにせよ、現場現場が楽しいんですよ。確かにいろいろ難しいところはあります。だからこそ『次はこうしたい、あの時はああやったから今度はこうしよう』と思うのが一つのモチベーションになってます。そして、バラエティーもドラマもみんなで力を合わせて一つのものに向かう感じがすごくやりがいがある」。
2001年公開の映画『みんなのいえ』(三谷幸喜監督)以来、コンスタントに映像作品に挑戦し、昨年は連ドラ2本に出演。一方でNHKのコント番組『LIFE!〜人生に捧げるコント〜』では、ゲスな芸能記者やプラス車掌など独特なキャラクターで観るものを惹きつける。
「演じるという点で大きく違いは感じていませんが、コントでは動きや声のトーンまで全部自分で演出する。でも映画やドラマでは監督さんに“演出される”。手の広げ方ひとつでも伝わるものがある、人から演出を受けることが楽しみにもなっています」とその違いにも面白さを見出し、ひとつひとつを楽しむ姿勢を忘れない。
そんななか今回、『増山〜』にも相方・遠藤章造がゲスト出演した際のエピソードを聞くと「なんだか照れくさいなと思いました。本番前の何回かリハーサルをする時とかも、ちょっと浮わついてる自分がいます。他の人とお芝居させてもらうのと違うので照れくさいですね」と気恥ずかしそうな表情を浮かべる。
「楽屋では(遠藤が)『増山超能力師事務所』の台本じゃない別の台本を開いたりして…。だ〜れもみなかったりするんですよ。なのにそんなボケをかますので『作品が違います』と突っ込んだり。遠藤さんはミニコントが大好きなのでそこに付き合わないといけないんです(笑)」と相方のやりとりについて語る表情はとても生き生きしている。
今年はココリコ結成25周年。誰もみていないところでのやりとりでも「面倒くさいなぁ〜。でも楽しいからいいかな」とうれしそうな田中は「今は二人きりでしゃべれる場がないので、そういう、なにか自分たちから発信していけるような場をつくらなあかんと話してます」とアニバーサリーイヤーに向けやる気をにじませる。さりげなく田中がみせた遠藤との絆。今年はお笑いコンビ・ココリコとしての活動にも、期待できそうだ。
この日は、『ZIP!』終わりの時間を縫って取材に応じてくれた田中。プライベートでは二児の父親でありながら、仕事では俳優から司会、お笑い芸人とボーダーレスに活動するなかで、“試行錯誤”を繰り返しているという。
「どんな分野の仕事でも心持ちは変わらないです」と常にフラットだ。「なんていうか、境がないんです。呼んでもらってナンボやと思ってるので。とにかく自分が呼んでもらえるなら、という意識で臨んでいますね」とそのスタンスを語る。
「『ZIP!』にせよ、ドラマにせよ、現場現場が楽しいんですよ。確かにいろいろ難しいところはあります。だからこそ『次はこうしたい、あの時はああやったから今度はこうしよう』と思うのが一つのモチベーションになってます。そして、バラエティーもドラマもみんなで力を合わせて一つのものに向かう感じがすごくやりがいがある」。
2001年公開の映画『みんなのいえ』(三谷幸喜監督)以来、コンスタントに映像作品に挑戦し、昨年は連ドラ2本に出演。一方でNHKのコント番組『LIFE!〜人生に捧げるコント〜』では、ゲスな芸能記者やプラス車掌など独特なキャラクターで観るものを惹きつける。
「演じるという点で大きく違いは感じていませんが、コントでは動きや声のトーンまで全部自分で演出する。でも映画やドラマでは監督さんに“演出される”。手の広げ方ひとつでも伝わるものがある、人から演出を受けることが楽しみにもなっています」とその違いにも面白さを見出し、ひとつひとつを楽しむ姿勢を忘れない。
そんななか今回、『増山〜』にも相方・遠藤章造がゲスト出演した際のエピソードを聞くと「なんだか照れくさいなと思いました。本番前の何回かリハーサルをする時とかも、ちょっと浮わついてる自分がいます。他の人とお芝居させてもらうのと違うので照れくさいですね」と気恥ずかしそうな表情を浮かべる。
「楽屋では(遠藤が)『増山超能力師事務所』の台本じゃない別の台本を開いたりして…。だ〜れもみなかったりするんですよ。なのにそんなボケをかますので『作品が違います』と突っ込んだり。遠藤さんはミニコントが大好きなのでそこに付き合わないといけないんです(笑)」と相方のやりとりについて語る表情はとても生き生きしている。
今年はココリコ結成25周年。誰もみていないところでのやりとりでも「面倒くさいなぁ〜。でも楽しいからいいかな」とうれしそうな田中は「今は二人きりでしゃべれる場がないので、そういう、なにか自分たちから発信していけるような場をつくらなあかんと話してます」とアニバーサリーイヤーに向けやる気をにじませる。さりげなく田中がみせた遠藤との絆。今年はお笑いコンビ・ココリコとしての活動にも、期待できそうだ。
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2017/01/12