女優の斉藤由貴(50)と波瑠(25)が、仲の良すぎる母娘の関係をサスペンスフルに描くNHKの連続ドラマ『お母さん、娘をやめていいですか?』(13日スタート、毎週金曜 後10:00、全8回)の試写会が、東京・渋谷の同局で5日行われた。
一人娘の美月(波瑠)に惜しみない愛情を注ぎ、その愛が過剰でデートを尾行する、まるでストーカーのような「ママ」を演じた斉藤は「娘と腕を組んでお買い物をするシーンがあるのですが、私は母とスキンシップを取るタイプではなかったので、想像を超えたお母さんを演じることに苦しみはあった」と撮影時を振り返った。
母の呪縛から逃れようとする娘と、暴走していく母の火花の散るようなバトルシーンが第2回以降、毎回あるといい、「精神的に心休まらず、青息吐息でしたが、女優として冥利に尽きというか、一生懸命演じました」と達成感をにじませ、「波瑠ちゃんの繊細で賢明でピュアな美しさがこのドラマを支えている」と称えた。
波瑠も「でき上がったドラマはより恐く仕上がっている。斉藤さんの美しさが恐さを助長しているというか、中和しているというか。毒のようにも感じられて。きれいゆえに恐い」と絶賛。波瑠自身、母親と仲が良く、スキンシップを取ることにも違和感がなかったようで、「ストーカーのような行動をとるお母さんを嫌だと思っていても、自分も甘えていた責任があるという苦しさがあって、お母さんだけが悪いわけではないんだよな、と、そんなことを考えていました」と話していた。
試写会には、美月と交際することになる松島太一役の柳楽優弥、脚本を担当した井上由美子氏も出席。本作では珍しく(?)、ひょうきんで愛きょうたっぷりの男を演じている柳楽について、斉藤は「普通の男を演じていて違和感があったけど、面白い」と話しを振ると、柳楽は「最近、人を殺しそうな目をしているって、よく言われるんですよ」と苦笑いしながら、首をかしげた。
井上氏は「母と娘の関係は究極の腐れ縁。娘として生まれ、母との関係に悩んだことのない人はいないのではないでしょうか。母として娘を持った人も。一方で、力づけられることもある。母と娘の関係をラブストーリーとして描きました。母とは、娘とは、親子とは、そんなことを考えながら応援していただければ」と呼びかけていた。
一人娘の美月(波瑠)に惜しみない愛情を注ぎ、その愛が過剰でデートを尾行する、まるでストーカーのような「ママ」を演じた斉藤は「娘と腕を組んでお買い物をするシーンがあるのですが、私は母とスキンシップを取るタイプではなかったので、想像を超えたお母さんを演じることに苦しみはあった」と撮影時を振り返った。
母の呪縛から逃れようとする娘と、暴走していく母の火花の散るようなバトルシーンが第2回以降、毎回あるといい、「精神的に心休まらず、青息吐息でしたが、女優として冥利に尽きというか、一生懸命演じました」と達成感をにじませ、「波瑠ちゃんの繊細で賢明でピュアな美しさがこのドラマを支えている」と称えた。
波瑠も「でき上がったドラマはより恐く仕上がっている。斉藤さんの美しさが恐さを助長しているというか、中和しているというか。毒のようにも感じられて。きれいゆえに恐い」と絶賛。波瑠自身、母親と仲が良く、スキンシップを取ることにも違和感がなかったようで、「ストーカーのような行動をとるお母さんを嫌だと思っていても、自分も甘えていた責任があるという苦しさがあって、お母さんだけが悪いわけではないんだよな、と、そんなことを考えていました」と話していた。
試写会には、美月と交際することになる松島太一役の柳楽優弥、脚本を担当した井上由美子氏も出席。本作では珍しく(?)、ひょうきんで愛きょうたっぷりの男を演じている柳楽について、斉藤は「普通の男を演じていて違和感があったけど、面白い」と話しを振ると、柳楽は「最近、人を殺しそうな目をしているって、よく言われるんですよ」と苦笑いしながら、首をかしげた。
井上氏は「母と娘の関係は究極の腐れ縁。娘として生まれ、母との関係に悩んだことのない人はいないのではないでしょうか。母として娘を持った人も。一方で、力づけられることもある。母と娘の関係をラブストーリーとして描きました。母とは、娘とは、親子とは、そんなことを考えながら応援していただければ」と呼びかけていた。
コメントする・見る
2017/01/05