『家政婦のミタ』などで知られる脚本家の遊川和彦氏(61)が14日、都内で行われた初監督を務めた映画『恋妻家宮本』(2017年1月28日公開)完成披露舞台あいさつに出席。長く時間をとり、念願の映画監督デビューの喜びを語った遊川氏。“監督”という響きに恥ずかしそうにしながらも、素直にうれしさを表現する姿に、主演の阿部寛(52)は「遊川さんが、見たことのないような少年のような初々しさで目を潤ませている。きょう舞台に立てたことを僕も喜びに思います」と祝福した。 遊川氏は「現場で口を出す面倒くさい脚本家でやってきましたけれど、元々映画監督になりたかった」と回顧。母親から背中を押されたエピソードを披露し、ようやく実現した思いを伝えると「きょうはめでたい日です」と感激した。
2016/12/14