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『ミタ』脚本家・遊川和彦氏、初監督作に感慨 阿部寛らが祝福

 『家政婦のミタ』などで知られる脚本家の遊川和彦氏(61)が14日、都内で行われた初監督を務めた映画『恋妻家宮本』(2017年1月28日公開)完成披露舞台あいさつに出席。長く時間をとり、念願の映画監督デビューの喜びを語った遊川氏。“監督”という響きに恥ずかしそうにしながらも、素直にうれしさを表現する姿に、主演の阿部寛(52)は「遊川さんが、見たことのないような少年のような初々しさで目を潤ませている。きょう舞台に立てたことを僕も喜びに思います」と祝福した。

『恋妻家宮本』で初監督を務めた遊川和彦氏 (C)ORICON NewS inc.

『恋妻家宮本』で初監督を務めた遊川和彦氏 (C)ORICON NewS inc.

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 遊川氏は「現場で口を出す面倒くさい脚本家でやってきましたけれど、元々映画監督になりたかった」と回顧。母親から背中を押されたエピソードを披露し、ようやく実現した思いを伝えると「きょうはめでたい日です」と感激した。

 初タッグを組んだ阿部は「遊川さんがカメラマンと殴り合うんじゃないかとか、そういうことを期待したけれど、監督としての責任感の強さはすごかった」と振り返り、『女王の教室』など遊川氏作品に出演した天海祐希(49)は「穏やかで、誰よりも元気で一生懸命でした」と称賛。

 過去に遊川氏脚本のドラマ『曲げられない女』に主演した菅野美穂(39)は「出演依頼というより“呼び出し”と思って現場に行ったら、真剣に考えているから、意外と本気だった」と笑わせつつ、湯川氏の熱意を知り「おめでとう」と監督デビューを祝った。

 同作は、重松清氏の小説「ファミレス」を遊川氏が大胆に脚色。妻に恋をする“恋妻家”という造語を作り、大人の夫婦の物語を描く。

 そのほか、相武紗季(31)、富司純子(71)が出席。監督自ら盛り上げた遊川氏だが、最後に「自分の映画を宣伝するのは難しい」と苦笑し、現在公開中の『湯を沸かすほどの熱い愛』『この世界の片隅に』について「面白かった」と突然の宣伝。「2つの映画に負けないよう、同じくらい見た後に幸せになったらいいなと祈っています」と呼びかけた。

関連写真

  • 『恋妻家宮本』で初監督を務めた遊川和彦氏 (C)ORICON NewS inc.
  • 映画『恋妻家宮本』完成披露舞台あいさつの模様 (C)ORICON NewS inc.
  • 映画『恋妻家宮本』完成披露舞台あいさつに出席した阿部寛 (C)ORICON NewS inc.
  • 映画『恋妻家宮本』)完成披露舞台あいさつに出席した菅野美穂 (C)ORICON NewS inc.
  • 映画『恋妻家宮本』完成披露舞台あいさつに出席した富司純子 (C)ORICON NewS inc.
  • 映画『恋妻家宮本』完成披露舞台あいさつに出席した天海祐希 (C)ORICON NewS inc.
  • 映画『恋妻家宮本』完成披露舞台あいさつに出席した相武紗季 (C)ORICON NewS inc.
  • 映画『恋妻家宮本』完成披露舞台あいさつの模様 (C)ORICON NewS inc.

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