自動車保険では、主に運転する人、つまり記名被保険者の情報が保険料を決める大きな要素となる。等級や年齢、免許証の色などだ。だが、それだけではなく、車の情報も重視される。 例えば、3ナンバーの高級外車と軽自動車では、軽自動車の方が保険料は安くなる。「もともとの価格が違うので当然では?」と思うかもしれない。確かに車価を含む車のタイプは、車の損害を補償する「車両保険」の金額に影響するが、事故相手の損害を補償する「対人賠償」や他人の物の損害を補償する「対物賠償」といった保険にも影響するのだ。
2016/12/08