インスタグラムに掲載されている手料理がすごすぎると話題の木村文乃。「どの現場に入っていても食をおろそかにしたくないと思っているのですが、この作品の撮影中ははじめてそのこだわりを放棄しました。『ロケ弁当でいいや』と、初めて思いました(笑)。かまっていられなかったですね」と没頭した現場がWOWOWの『連続ドラマW 水晶の鼓動 殺人分析班』(13日スタート、毎週日曜 後10:00、全5話※第1話無料放送)だ。
『水晶の鼓動』は昨年主演した『石の繭 殺人分析班』の続編。麻見和史氏の警察小説シリーズ『警視庁殺人分析班』からの映像化第2弾。青木崇高、渡辺いっけい、仲村トオルら前作のキャストが集結する。
「撮影は…過酷でしたね。この作品1本だけに集中していたのにもかかわらず、現場を3つくらい掛け持ちしているような忙しさ。車の中で寝て、お風呂に入るためだけに家に帰るような毎日で。単にスケジュールがタイトで睡眠時間が取れない、疲れたという過酷さではなく、もっといい画を撮ろうとするには時間が足りないというか、自分の不甲斐なさを思い知るというか、そういう意味で過酷だったな、と。同時に、プロに囲まれて仕事をする喜びも感じていました」。
ちなみに、料理上手は祖母と母から受け継いだもの。「食に対する意識が高かった祖母。その祖母に育てられた母、気づけば私にもしみついていて。なるべくシンプルに、新鮮なものをバランスよく、といったことを心がけています」。
きちんと食べて、成長したおかげで「途中で体調を崩したり、メンタルがボロボロになったりすることは一切なかったですね。風邪は引かないし、メンタルは強いし、比較的丈夫だと思います(笑)」。
何気なく木村は話していたが、制作現場は体が資本。彼女がスタッフ・キャストから信頼され、必要とされる理由がわかる気もする。
『水晶の鼓動』で木村が演じるのは、警視庁捜査十一係の刑事・如月塔子。前作『石の繭』で日本中を震撼させた連続殺人犯“トレミー”の事件を解決に導いた塔子だったが、1年経ってもそのときの“トラウマ”に苦しんでいた。そんなある日、真っ赤に染まった部屋での猟奇殺人事件が発生。現場に残された手がかりをもとに捜査をすすめていた十一係だが、その後、爆発事件と第2の猟奇殺人事件が続き、警察は未曾有の危機に直面する。
木村は「十一係の皆さんが参加してくださって、もう一度塔子を演じられるなんて、奇跡だと思いました。前作を監督した内片(輝)さんとは、またいつかご一緒したいと思っていたので、それが『石の繭』の続編でうれしかったです。撮影も約1年ぶり、物語も前作の1年後が描かれます。塔子の成長をどう見せるか、とはいえそう簡単に人は変わらないところもあるので、それをどう表現していこうか、前向きな気持ちで挑むことができました。今回は真っ赤に染められた部屋で事件が起きるのですが、その異常さに動揺することなく、一体ここで何が起きたのか冷静に考えている自分がいました。残酷な現場も慣れてきた感があります」。
『水晶の鼓動』は昨年主演した『石の繭 殺人分析班』の続編。麻見和史氏の警察小説シリーズ『警視庁殺人分析班』からの映像化第2弾。青木崇高、渡辺いっけい、仲村トオルら前作のキャストが集結する。
「撮影は…過酷でしたね。この作品1本だけに集中していたのにもかかわらず、現場を3つくらい掛け持ちしているような忙しさ。車の中で寝て、お風呂に入るためだけに家に帰るような毎日で。単にスケジュールがタイトで睡眠時間が取れない、疲れたという過酷さではなく、もっといい画を撮ろうとするには時間が足りないというか、自分の不甲斐なさを思い知るというか、そういう意味で過酷だったな、と。同時に、プロに囲まれて仕事をする喜びも感じていました」。
ちなみに、料理上手は祖母と母から受け継いだもの。「食に対する意識が高かった祖母。その祖母に育てられた母、気づけば私にもしみついていて。なるべくシンプルに、新鮮なものをバランスよく、といったことを心がけています」。
きちんと食べて、成長したおかげで「途中で体調を崩したり、メンタルがボロボロになったりすることは一切なかったですね。風邪は引かないし、メンタルは強いし、比較的丈夫だと思います(笑)」。
何気なく木村は話していたが、制作現場は体が資本。彼女がスタッフ・キャストから信頼され、必要とされる理由がわかる気もする。
『水晶の鼓動』で木村が演じるのは、警視庁捜査十一係の刑事・如月塔子。前作『石の繭』で日本中を震撼させた連続殺人犯“トレミー”の事件を解決に導いた塔子だったが、1年経ってもそのときの“トラウマ”に苦しんでいた。そんなある日、真っ赤に染まった部屋での猟奇殺人事件が発生。現場に残された手がかりをもとに捜査をすすめていた十一係だが、その後、爆発事件と第2の猟奇殺人事件が続き、警察は未曾有の危機に直面する。
木村は「十一係の皆さんが参加してくださって、もう一度塔子を演じられるなんて、奇跡だと思いました。前作を監督した内片(輝)さんとは、またいつかご一緒したいと思っていたので、それが『石の繭』の続編でうれしかったです。撮影も約1年ぶり、物語も前作の1年後が描かれます。塔子の成長をどう見せるか、とはいえそう簡単に人は変わらないところもあるので、それをどう表現していこうか、前向きな気持ちで挑むことができました。今回は真っ赤に染められた部屋で事件が起きるのですが、その異常さに動揺することなく、一体ここで何が起きたのか冷静に考えている自分がいました。残酷な現場も慣れてきた感があります」。
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2016/11/12