李相日監督の映画『怒り』に主演する俳優の渡辺謙が、韓国・釜山で開催中の『第21回釜山国際映画祭』に参加するため、現地入り。6日に開幕式、7日にドンソ大学コンベンションホールにて行われた公式会見、釜山シネマセンター屋外特設ステージにて行われたオープントークに出席した。 先日、韓国南部に甚大な被害をもたらした台風18号の影響で、映画祭恒例の海雲台ビーチの特設ステージが高波によってすべて破壊される事態となったが、映画祭スタッフと地元市民の協力で無事開催にこぎつけた。公式会見の冒頭で渡辺は、「困難な状況の中で、今年も再びこの映画祭が開催されたことをとてもうれしく、映画人として誇りに思います。そして、この映画を釜山に持ってこられて幸せです」と韓国語でコメントし、敬意を表した。
2016/10/08