俳優の藤原竜也(34)、山本裕典(28)が出演する舞台『鱈々(だらだら)』が、あす7日に東京・天王洲 銀河劇場で開幕する。今作は、栗山民也演出のもと、韓国演劇界の重鎮、劇作家・李康白の代表作の一つで、藤原と山本をはじめ、中村ゆり(34)、木場勝己(66)の4人で展開する濃厚な会話劇となる。 物語の舞台は、時代も、国も定かではない“ある場所”。ジャーン(藤原)とキーム(山本)はともに倉庫で暮らしながら、日々箱を積み下ろすだけの作業を長年続けている。几帳面に作業を全うすることを生き甲斐とするジャーンと、変わらない毎日にいらだち、脱出を願うキーム。彼らの前に妖艶な女性、ミス・ダーリン(中村)と、その父親(木場)が現れて、2人の平坦な日常が揺らぎ始める……。
2016/10/06