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サンセバスチャン映画祭、アジア勢が席巻 『怒り』は受賞逃す

 第64回サンセバスチャン国際映画祭のクロージング・セレモニーが現地時間24日に開催され、コンペティションの受賞結果が発表された。作品賞は中国の『I AM NOT MADAME BOVARY』(XIAOGANG FENG監督)、監督賞は韓国のホン・サンス監督(『YOURSELF AND YOURS』)、女優賞は作品賞に輝いた『I AM NOT MADAME BOVARY』のファン・ビンビンが受賞。アジア勢が最高賞を席巻した。

公式上映の劇場に登場した渡辺謙と李相日監督

公式上映の劇場に登場した渡辺謙と李相日監督

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 渡辺謙が主演する『怒り』(李相日監督)は、今年邦画で唯一コンペティション部門に出品され、日本作品初の最優秀作品賞受賞への期待が高まっていたが、惜しくも受賞を逃した。クロージング・セレモニー前日に行われた公式上映後の舞台あいさつで渡辺は「映画を観たお客様が感じたものというのは、我々は推し量るしかないのですが、上映後、見送られながら会場の階段を降りて振り返ったときに、映画にかかわったスタッフ、キャストの熱い想いを背負って拍手を受けている気持ちがすごくしました」とコメントしていた。

 最優秀男優賞は、エドゥアルド・フェルナンデス(『SMOKE AND MIRRORS』)が受賞している。

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