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トム・ハンクス『ハドソン川の奇跡』NYプレミア サリー機長も登場

 2009年、ハドソン川で起こった航空機事故の知られざる真実を描く映画『ハドソン川の奇跡』(24日公開)のニューヨークプレミアが現地時間6日、開催された。当日は、86歳にして精力的に作品を世に送り続けるクリント・イーストウッド監督、主演のトム・ハンクスやアーロン・エッカート、“ハドソン川の奇跡”の当事者であり、劇中でハンクスが演じた主人公のモデルとなったチェスリー・サレンバーガー機長が登場した。

『ハドソン川の奇跡』ニューヨークプレミアに出席した(左から)アーロン・エッカート、チェスリー・サレンバーガー機長、クリント・イーストウッド、トム・ハンクス (Matthew Eisman)

『ハドソン川の奇跡』ニューヨークプレミアに出席した(左から)アーロン・エッカート、チェスリー・サレンバーガー機長、クリント・イーストウッド、トム・ハンクス (Matthew Eisman)

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 “英雄”と称賛される一方、ハドソン川への不時着は本当に正しかったのか、容疑者になってしまうというサリー機長を演じた理由について、ハンクスは「実際のサリーが男の中の男だからだよ。事故のことは世界中の人が知っていたけど、機長についての真実は誰も知らなかった。その真実を伝えることに演じる意味があると思ったんだ」と役柄に込めた熱い思いを明かした。

 作品を鑑賞したサレンバーガー機長は「とても気に入ったよ。とても感動的な経験だったよ」と満足げで、ハンクスは「『上質な作品で、僕をカッコ良く演じてくれている』と褒めてくれたので、その言葉を墓場まで持っていきたいと思っている(笑)」と喜んでいた。

 ハンクスとエッカートは来日して15日に予定されているジャパンプレミアに参加予定。当日には歌舞伎俳優の市川海老蔵が登壇することも発表された。

 エッカートは来日に向けて「日本が大好きなんだ。前回行った時、皇居の周りを走ったんだ。すごく楽しくて、またやってみたい」とコメント。イーストウッド監督は、公開を待ち望む日本のファンに向けて「僕は日本のファンのみなさんが大好きです。日本を舞台にした映画(『硫黄島からの手紙』)を撮ったこともあるくらい、私にとっては特別な国。皆さんに気に入っていただけるとうれしいです」とメッセージを送った。

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