俳優の浅野忠信が6日、都内で行われた映画『淵に立つ』(10月8日公開)の完成披露舞台あいさつに出席した。
同作は、下町で金属加工業を営む夫婦のもとに突然一人の男が現れ、奇妙な共同生活が始まり、一見平和だった家族に“異物”が混入することで夫婦それぞれが抱える秘密があぶり出されていく人間ドラマ。
家族の前に突然現れる“謎の男”を演じる浅野は「僕は、こういう役を演じることが多い」と切り出すと「そういう役を続けてきて、自分の中でも役をいただく度に考えるし、僕にしか考えられない何かを見つけるようにはしている。ほかの俳優さんよりもこういう役を考えてきたと思ってます」と、役柄への情熱を語った。
今作では「今までもらってきた答えだったり、現場で受け取った新しい要素だったりを存分にぶつけたようと思った。そういう意味でも僕にはピッタリの役でした」と充実感ものぞかせ「(深田晃司)監督にも図々しく(意見を)ぶつけさせていただいて、監督にも意見をいただいて、準備をすることはこの作品では無駄なくできました」と話した。
5月にフランスで開催された『第69回カンヌ国際映画祭』の「ある視点」部門審査員賞を受賞。深田監督は「カンヌは参加できるだけで夢のようでしたが、まさか賞をいただけるなんて。プロデューサーから聞いたら上映後の反応がよかったようです。この作品の最高のスタートを切れました」と感無量の様子で喜んだ。
舞台あいさつにはそのほか、筒井真理子、古舘寛治、太賀、主題歌「Lullaby」を歌うHARUHIが出席した。
同作は、下町で金属加工業を営む夫婦のもとに突然一人の男が現れ、奇妙な共同生活が始まり、一見平和だった家族に“異物”が混入することで夫婦それぞれが抱える秘密があぶり出されていく人間ドラマ。
家族の前に突然現れる“謎の男”を演じる浅野は「僕は、こういう役を演じることが多い」と切り出すと「そういう役を続けてきて、自分の中でも役をいただく度に考えるし、僕にしか考えられない何かを見つけるようにはしている。ほかの俳優さんよりもこういう役を考えてきたと思ってます」と、役柄への情熱を語った。
今作では「今までもらってきた答えだったり、現場で受け取った新しい要素だったりを存分にぶつけたようと思った。そういう意味でも僕にはピッタリの役でした」と充実感ものぞかせ「(深田晃司)監督にも図々しく(意見を)ぶつけさせていただいて、監督にも意見をいただいて、準備をすることはこの作品では無駄なくできました」と話した。
5月にフランスで開催された『第69回カンヌ国際映画祭』の「ある視点」部門審査員賞を受賞。深田監督は「カンヌは参加できるだけで夢のようでしたが、まさか賞をいただけるなんて。プロデューサーから聞いたら上映後の反応がよかったようです。この作品の最高のスタートを切れました」と感無量の様子で喜んだ。
舞台あいさつにはそのほか、筒井真理子、古舘寛治、太賀、主題歌「Lullaby」を歌うHARUHIが出席した。

2016/09/06