女優の中山美穂が19日、都内で行われたWOWOW『連続ドラマW 賢者の愛』(20日スタート、毎週土曜 後10:00、全4話※第1話のみ無料放送)の完成披露試写会に出席し、女の本音を垣間見せた。
同ドラマは、 1987年『ソウル・ミュージック ラバーズ・オンリー』で直木賞を受賞した作家・山田詠美氏の同名恋愛小説(中央公論新社)が原作。主人公の真由子が大切にしているものを「私にちょうだい」「親友でしょ」と片っ端からほしがり、手に入れていく“友達”百合。初恋の人を百合に奪われた真由子は、谷崎潤一郎の『痴人の愛』になぞらえ、初恋の人と百合の間に生まれた息子を、20年の歳月をかけて“自分好みの男”に調教するという“復讐”を実行する。
中山は「このような愛憎劇を演じるのは初めてだったので、ぜひやってみたいと思いました」と作品へのモチベーションは高かく、真由子の執着心の強さは「怖い、けど面白い」「復讐が、やがて純愛になっていくのが切ない」と見どころをアピール。「私は復讐心を抱き続けることはできない」としつつ「一般的には復讐はしないほうがいいと思います」と話していた。
試写会には、真由子の初恋相手と結婚し、彼女の人生を狂わせる澤村百合役の高岡早紀、百合の息子で真由子に絶対の服従心を抱く青年、澤村直巳役の竜星涼も出席。
高岡は「百合は真由子がうらやましくて、大好きで真由子になりたくてしょうがなかっただけ。結果、人生を狂わせることになったけど、狂わせてやろうとは思っていなかったはず」と見解を述べ、劇中さながらに「だから、そのイヤリングほしいな、ちょうだい」と中山にすりよるひと幕も。
劇中の真由子は「いいよ」と言ってしまう場面だが、中山は「渡さない」ときっぱり。「嫌いだけど放っておけない、しょうがないな、と思いながら付き合い続ける、そういう友達関係もある」と真由子の気持ちを代弁すると、高岡は「私に言ってるでしょう」としょぼくれ、お互い役を演じるスイッチが入ってしまったのか、素の感情だったのか、判別できないやりとりで観客を沸かせていた。
年上の女性2人のヒリヒリするような会話を苦笑いしながら観ていた竜星は「お尻を見せたり、撮影初日から中山さんとのキスシーンを撮ったり、濃厚なラブシーンもたくさんあって、プレッシャーしかなかったですけど、楽しみながらやらせていただきました」と、爽やかに語っていた。
同ドラマは、 1987年『ソウル・ミュージック ラバーズ・オンリー』で直木賞を受賞した作家・山田詠美氏の同名恋愛小説(中央公論新社)が原作。主人公の真由子が大切にしているものを「私にちょうだい」「親友でしょ」と片っ端からほしがり、手に入れていく“友達”百合。初恋の人を百合に奪われた真由子は、谷崎潤一郎の『痴人の愛』になぞらえ、初恋の人と百合の間に生まれた息子を、20年の歳月をかけて“自分好みの男”に調教するという“復讐”を実行する。
中山は「このような愛憎劇を演じるのは初めてだったので、ぜひやってみたいと思いました」と作品へのモチベーションは高かく、真由子の執着心の強さは「怖い、けど面白い」「復讐が、やがて純愛になっていくのが切ない」と見どころをアピール。「私は復讐心を抱き続けることはできない」としつつ「一般的には復讐はしないほうがいいと思います」と話していた。
試写会には、真由子の初恋相手と結婚し、彼女の人生を狂わせる澤村百合役の高岡早紀、百合の息子で真由子に絶対の服従心を抱く青年、澤村直巳役の竜星涼も出席。
高岡は「百合は真由子がうらやましくて、大好きで真由子になりたくてしょうがなかっただけ。結果、人生を狂わせることになったけど、狂わせてやろうとは思っていなかったはず」と見解を述べ、劇中さながらに「だから、そのイヤリングほしいな、ちょうだい」と中山にすりよるひと幕も。
劇中の真由子は「いいよ」と言ってしまう場面だが、中山は「渡さない」ときっぱり。「嫌いだけど放っておけない、しょうがないな、と思いながら付き合い続ける、そういう友達関係もある」と真由子の気持ちを代弁すると、高岡は「私に言ってるでしょう」としょぼくれ、お互い役を演じるスイッチが入ってしまったのか、素の感情だったのか、判別できないやりとりで観客を沸かせていた。
年上の女性2人のヒリヒリするような会話を苦笑いしながら観ていた竜星は「お尻を見せたり、撮影初日から中山さんとのキスシーンを撮ったり、濃厚なラブシーンもたくさんあって、プレッシャーしかなかったですけど、楽しみながらやらせていただきました」と、爽やかに語っていた。
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2016/08/19