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A.B.C-Z、内村選手の金メダルに影響を受け最高難度の技に成功

 人気グループ・A.B.C-Zが11日、東京・国立代々木競技場第一体育館で、『A.B.C-Z Star Line Travel Concert』東京公演を開催。7月20日に発売したアルバム『ABC STAR LINE』収録曲を中心に、メンバー自身が総合プロデュースした盛り沢山な内容で魅せた。

A.B.C-Zは大阪公演後すぐ、全員での舞台『ABC座 2016 株式会社応援屋!!OH&YEAH!!』にも出演。

A.B.C-Zは大阪公演後すぐ、全員での舞台『ABC座 2016 株式会社応援屋!!OH&YEAH!!』にも出演。

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 中でも、アクロバットを得意とするA.B.C-Zならではの見せ場なのが、「Rock Your World」の曲中で見せるトランポリンを使った演出だ。高さ3m30cmの壁をトランポリンの反動を利用して登るという大技で、これまでの彼らのパフォーマンスの中でも最高難度と言われる。この技に挑戦する塚田僚一は、11日の昼のコンサートでは惜しくも失敗。夜の部スタート前に行われた囲み取材では、橋本良亮が「塚ちゃんは内村(航平)選手に元気をもらったけど、早起きしすぎ」と暴露。塚田は、当日朝のリオ五輪・体操男子個人総合の中継を観ていたために寝不足だったことを告白した。

 そんな塚田だったが、「内村選手も2位からの1位だから!」と、内村選手が逆転で金メダルを手にしたことを例に挙げて成功を誓い、実際にステージでは見事なトランポリン技を実現し、会場からは大きな拍手が。さらに、塚田が以前出演した番組『SASUKE』(TBS系)の仲間たちも客席から見守る中、ソロコーナーでは30回のバック転にも成功。「A.B.C-Zのコンサートは、エンタメでなくスポーツコーナーで流して欲しい!」と豪語するだけのパフォーマンスを披露したのだった。

 ステージでは他にも、身体能力を生かした華麗なダンスコーナー、久々に行われたフライングなど、見どころ満載。河合郁人は、自身が「馬面」であることを自虐したソロ曲でもフライングを披露したが、実は「(舞台)『DREAM BOYS』の亀梨(和也)くんのパクリです」と明かしている。

 中盤のMCでは、招待席にいた盟友・Kis-My-Ft2北山宏光も交えてのトークに。河合が自ら、自分の顔の弱点をジャニー喜多川氏に指摘されたことを語ると、北山は「その現場に俺もいた。ジャニーさん、“You、顔の下半身ぐしゃぐしゃだよ”って言ってた」と明かす。河合も、「自分で選んだタレントのはずなのにね!」と乗っかり、会場は笑いに包まれた。

 デビュー曲「Za ABC〜5stars〜」から最新シングル「Take a“5”Train」までを披露し、大いに盛り上げたこの日のステージ。ポップな楽曲はもちろん、体全体を使ったパフォーマンス、観客との一体感は、ある意味アイドルのコンサートの原点を思い出させる内容に。河合は「来年デビュー5周年。ファンクラブも出来て、再スタートです。いつかもっとでっかい会場で、東京ドームでやりたい」と語っていたが、それも夢ではない充実のステージを見せたのだった。コンサートは10月2日、大阪城ホール公演でファイナルを迎える。

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